加湿器を使わずに部屋を加湿する方法

第104回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
季節もすっかり秋になり、肌の乾燥が気になっている人も少なくないのでは? 乾燥すると、肌のターンオーバーが正常に行われず、くすんだ肌やシワ、シミなどの原因にもなりかねません。自宅のなかでも、しっかりと加湿をしたいところですが、家に加湿器がない…。そんな人のために、加湿器に頼らない加湿方法を紹介します。

●今すぐできる!簡単に加湿する方法

部屋の加湿をするために、もっとも簡単な方法は、洗濯物を部屋干しすること。ある程度の量を干せば、すぐに乾燥状態を解消できる可能性があります。ただし、加湿過多になる場合もあるので、ジメジメしていると感じた場合は、換気をして調節するといいでしょう。また、洗濯物の室内干しに抵抗のある人は、濡れタオルを室内にかけても同じ効果を得られるのでオススメです。

他には、入浴後にお風呂のお湯をそのままにした状態で、浴室の扉を開けておけば、浴室内の蒸気が部屋に広がっていき、加湿することができます。似たような方法では、お湯を入れた鍋ややかん、コップなどを自分が普段過ごす場所(リビングなど)に、置いておく方法もあるので、使い分けるといいかもしれません。

また、ルームスプレーを使ったり、フローリングの床を水拭きしたりすることで、室内の湿度を高めることもできます。

加湿器を使わずに部屋を加湿する方法

●観葉植物と鍋でさらに加湿力アップ

部屋のインテリアとしてもいい観葉植物は、加湿的にもアリ。植物は吸収した水分を葉から蒸発させるので、部屋に置いて定期的に水やりをするだけでOK。ガジュマルやサンスベリア、ポトスなどは初心者でも育てやすいと言われているのでオススメです。

とはいえ、加湿のためだけに観葉植物を置くのはちょっと…。そんな人は、夕飯を鍋料理にしてみてはいかがでしょうか。食事中は食卓の真ん中で、ずっと蒸気を出し続けている状態になるので、室内を一気に加湿することができるそう。

ちょっとひと工夫するだけで、加湿器がなくても十分加湿することができるかもしれません。加湿器がほしいほどではないが、乾燥が気になるという人は、試してみてはいかがですか?
(文・奈古善晴/考務店)

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