11～2月頃が旬といわれる大根。煮込み料理に使われることが多い印象ですが、たとえば漬物やサラダなど、色んな調理法で楽しめるのが魅力です。そこで今回は、『みんなの声』の「『大根』料理で一番好きなのは？」（集計期間：2018.11.24〜2018.12.08）というアンケート調査をもとに、世間のみなさんが好きな大根の食べ方を探っていきます！

4629人が選んだ好きな大根の食べ方は？

同調査では、4629人もの声が集まっています。アンケート実施にあたり設けられた11項目のうち、TOP5は以下の通りです。

2位以下に圧倒的大差をつけて見事1位に輝いたのは、「おでん」で、約半数の2064人が選択。だしをたっぷり吸ってやわらかくなった大根…たまりませんよね。じっくり煮込む必要があるため手間はかかるものの、“あのおいしさ”を忘れられない人は多いのかもしれませんね。ちなみに、筆者がおでんを食べるときは、大根はマストです！

11％の得票率で2位にランクインしたのは、「大根おろし」の項目でした。焼き魚や味が濃いめの料理、こってりとした料理などの横に添えると、さっぱりとした印象に変えてくれて重宝しますよね。すりおろすときに部位を変えたり、粗さを変えたりするだけで、また一味違った味わいになるのも魅力のひとつ？

3位は、冬の食材同士のコラボ「ブリ大根」で、9％を獲得。4位「大根煮物」も8％で、わずかな差がつきました。1位の「おでん」同様、だしの味をしっかり吸ったあの味わい、そしてうまく言葉では言い表せないあの食感。やはり大根＝煮物のイメージは強いですね。

5位にランクインした「味噌汁」も、定番の大根料理のひとつではないでしょうか。大根をメインにした味噌汁だけでなく、豚汁やけんちん汁など、具沢山なみそ汁にも大根は欠かせない存在ですよね。同じ「味噌汁」といっても色々な種類があるので、その多くで活躍してくれる大根はまさに使い勝手バツグンな食材といえそうです。

このほか、漬物やふろふき大根、大根サラダ、みぞれ鍋など、まだまだたくさんの大根料理があります。大根は、丸々1本使い切るのが大変なことも多いので、色んな食べ方で楽しんでくださいね。
（文・明日陽樹）