口元の空間キープに注力
「立体空間マスク」は、いわゆる不織布マスクで、筆者が購入したのは約175mm×95mmのふつうサイズ。5枚入りで、価格は税込110円でした。ちなみに、「小さめサイズ」と「こどもサイズ」もありましたよ。

「立体空間マスク」というだけあって、口元の空間を快適にキープし、息苦しさを軽減するつくりになっているようで、鼻のところだけでなく真ん中あたりにもワイヤーが入っています。また、4段オメガプリーツ加工なるものが施されていて、口元に空間ができやすくなり、息がしやすくなるというわけです。

写真上部の鼻のところのワイヤーの上には、メガネ曇り抑制フィルターを採用した「くちもとフィルター」があり、耳ひもには、耳が痛くなりにくい4mmの平ゴムが採用されています。
着け心地は◎だけど……
まぁ、機能の説明はこのくらいにして、肝心なのは着け心地。口元に空間ができて息苦しさはほとんどなく、だけどフィット感もしっかりあって、着け心地は◎。プリーツ加工とワイヤーのダブル使いは、1枚あたり22円とは思えないうれしい機能です。耳ひももやわらかく、よく伸びるので食い込みもあまりなく、長時間着けていても痛くなりませんでした。
が、ひとつ残念なポイントもあって、それはつくりが雑(?)だということ。

機能的な役割があって、もしかしたらあえてやっているのかもしれませんが、写真のようにちょっとだけはみ出しているのが気になって気になって……。
ともあれ、ゆとりとフィット感を持ちあわせたマスクで、買ってよかったマスクのひとつであることに変わりはありません。もし息苦しさで悩んでいるなら、ぜひお試しあれ!
(文・明日陽樹/TOMOLO)
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明日陽樹
大学卒業後、アルバイトからライターに転身。約4年間編集プロダクションに所属したのち「TOMOLO」を立ち上げ、主にウェブメディアの運営や編集・執筆を行う。『ママテナ』のほか、『ダ・ヴィンチニュース』や『スーモジャーナル』、『FNNプライムオンライン』など幅広く寄稿し、フリーマガジン『BizHintマガジン』の編集・執筆も担当中。
大学卒業後、アルバイトからライターに転身。約4年間編集プロダクションに所属したのち「TOMOLO」を立ち上げ、主にウェブメディアの運営や編集・執筆を行う。『ママテナ』のほか、『ダ・ヴィンチニュース』や『スーモジャーナル』、『FNNプライムオンライン』など幅広く寄稿し、フリーマガジン『BizHintマガジン』の編集・執筆も担当中。