「#KuToo」苦痛は嫌!パンプスにもっとも求めるのは「機能性」
昨今、Twitterで「#KuToo」などヒールやパンプスの窮屈さを訴える投稿が話題となる中、お仕事で履く女性の靴に関して改めて考えさせられることも多いのではないでしょうか。
30歳前後の働く女性をターゲットに行われた「パンプス」に関する調査によると、“お仕事パンプスに求める条件は?”の問いに対して、「機能性」と答えた人は60%、「上品なデザイン」は21%、「落ち着いたカラー」は17%と、デザインや色よりも機能性を重視する結果となりました。
また、お仕事パンプスで持っている色は1位黒、2位ネイビー、3位ベージュ、とどんな服装にも合わせやすい、こちらも機能性の高いパンプスが選ばれていることが明らかに。
確かに、ただでさえ忙しい朝、シューズラックの前であれこれコーデを考える時間さえも惜しいですよね。また、ちょっと冒険して買った派手な色や柄の靴を、ほとんど履かずに処分してしまった、などというもったいない話もよく聞く話です。
このように、パンプス選びには機能性も非常に重要な要素であるとみなさん考えているようですが、買ってからいざ外に履いて出てみると「足にフィットしなくてツラい・・・」ということが、なぜ起こってしまうのでしょうか。
原因は、時間帯による足のむくみ度合いや、その時に履いていたストッキングの種類など、様々あると考えられますが、その原因のひとつとして、正しい試着ができていない、ということが考えられるようです。
フィットしないパンプスを避ける方法は?
そこで今回は、プロのシューフィッターさんによる、パンプスの正しい試着方法を解説します。
まず試着をしてみた時にチェックすべいポイントは、以下の3つ。
1 つま先が圧迫されず痛くない
2 足の幅が靴の幅に合っている
3 トップライン(足の入れる口の部分)に足がフィットしている
これらが満たされていれば問題ないのですが、特に2番と3番は正しい履き方をしないと分からない部分です。そこで、下記の4つの方法を試着時に試してみると良いのだとか。
1 つま先立ちをしてみる。その時に靴が脱げなければOK
2 足の幅がキツい、ゆるい、などがなくきちんと合っているか確認
3 トップライン(足の入れる口の部分)を見て靴と足に隙間がないか確認
4 両足とも試着して歩いてみる
なるほど・・・椅子に座ったまま靴に足を入れてみただけで購入を決めている方は、試着の方法を変えてみると良さそうですね。
上記のポイントは、すべて試しても1分もかからない簡単な方法です。ぜひ購入時、試してみて快適な履きごこちのパンプスを選んでみてくださいね。