【スポンジケーキの基本】必要なツールやテッパンレシピをご紹介!

【スポンジケーキの基本】必要なツールやテッパンレシピをご紹介!

スポンジケーキ作りは、卵の泡立て具合や粉の混ぜ方、型への流し込みなど、たくさんのコツを押さえる必要があります。何度作っても納得のいくスポンジケーキができない方は、一度基本を見直しましょう。

この記事では、製菓衛生師の資格を持つ筆者が、よくある失敗の解決法や鉄板レシピなどを解説していきますので、スポンジケーキ作りの参考にしてください。

スポンジケーキの種類と使い分け

スポンジケーキは、大きく分けて2種類あります。

ジェノワーズ生地

(画像出典)PIXTA

全卵を一緒に泡立てる“共立て法”で作る生地は、ジェノワーズ生地と呼ばれます。ジェノワーズ生地は、キメが細かくしっとりとした食感が特徴。
ショートケーキやロールケーキなど、どんなケーキやクリームとも相性がよく日本で最も使用頻度の高いスポンジケーキです。

ビスキュイ生地

(画像出典)PIXTA

卵白と卵黄を別々に泡立てる“別立て法”で作る生地は、ビスキュイ生地と呼ばれます。

ジェノワーズ生地よりも空気を多く含むため、外はサクッと香ばしく、中はシュッと溶けるような軽い食べ心地です。

生地に流動性がほとんどないので、しぼり出せるのも特徴。この特徴を生かし、シャルロットケーキやブッセ、ティラミスなどに使用されます。

必要なキッチンツール

では次に、スポンジケーキ作りに欠かせないキッチンツールを紹介します。

絶対必要なキッチンツール


必ず必要なものは、

  • キッチンスケール
  • ハンドミキサー
  • ボウル
  • ゴムベラ
  • 粉ふるい
  • ホールケーキ型

です。

ふんわりとしたスポンジケーキを作るために最も重要なポイントは、卵の泡立て具合です。

ハンドミキサーではなく手持ちのホイッパーを使うこともできますが、男性でもかなりの労力と時間を使います。また泡立つまでに時間がかかると、せっかく適温にした温度が下がってしまったり、泡が潰れて泡立て不足になりがちです。
ハンドミキサーがあれば、素早く生地を良い状態にすることができますし、高速・中速・低速など速度を細かく設定して生地のキメを整えるのにも役立つので、今回は「絶対必要」に入れました。

ホールケーキ型のサイズと分ける人数の目安

号数 直径 人数
4号 12cm 2〜4人
5号 15cm 4〜6人
6号 18cm 6〜8人

あると便利なキッチンツール


下記のものは絶対に必要なものではありませんが、スポンジケーキをよく焼く方は揃えてみてください。

  • ケーキクーラー:焼きあがったケーキを冷ますための道具
  • スライサー:均一な高さにスライスするための道具
  • ハケ:スポンジにシロップを塗るための道具
  • キッチン用温度計:温度を正確に測るための道具

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