忙しい朝も10分で準備完了!ラクして美味しい、モーニング・パンプディング

忙しい朝も10分で準備完了!ラクして美味しい、モーニング・パンプディング

第4005回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
ちょっとリッチな朝食で、朝から気分を上げていきたい!そんな人にオススメなのがパンプディング。トースターを使って10分であっという間にできるので、朝の貴重な時間を無駄にしたくない方にもおすすめのレシピです。

朝食として満足できる、ちょっとリッチなパンプディング

パンプディングとは、パンと卵と牛乳で作るパン菓子の一種。日本ではパンプリンと呼ばれることもあります。通常、おやつとして楽しまれることが多いパンプディングですが、今回はいろいろな具材をプラスして、朝ごはんとして満足できる、ちょっとリッチなパンプディングをご紹介。野菜や冷蔵庫にあるお惣菜を入れてアレンジすれば、バランスもばっちりの朝食になります。フルーツとヨーグルトを使った、アレンジレシピもご紹介。アツアツふわとろの朝食で、一日をハッピーに始めましょう!

パンプディングの基本

まずは基本のパンプディング。卵と牛乳で作った卵液にパンを浸してトースターで焼くだけのシンプルなレシピ。小腹がすいた時、時間がないときにもササっと作れるのがうれしいですね。

【材料 1人前】
パン 適量
卵1個(50g)
牛乳 100ml

卵と牛乳の割合は1:2。卵1個が約50gなので、牛乳は100ml。パンを浸し、トースターで10分焼く。これがパンプディングの基本です。

具材をプラスすれば、ちょっとリッチな朝食に!

多くのご家庭の冷蔵庫によくある材料を使った、朝食向きのパンプディングをご紹介します。使用するパンは、ついつい余りがちな食パンをはじめ、フランスパンやクロワッサン、ロールパンなど、なんでもOK。卵液に浸すので余って固くなったパンでもおいしく焼き上がります。今回は、クロワッサンを使って作っていきます。

今回は野菜とソーセージを入れて、食物繊維やタンパク質をバランスよく摂れるようにアレンジ。下ごしらえが要らず、そのまま使える食材を選ぶのがポイントです。一皿で、バランスの良い朝食に。

【材料 1人前】
*卵液*
・卵1個(50g)
・牛乳 100ml
・塩・こしょう 少々

具材
・クロワッサン 小1個
・アボカド 半分
・ソーセージ 2本
・プチトマト 5つ
・とろけるチーズ 100g

【作り方】
①塩・こしょうで味付けをした卵液にパンを浸します。

前日の夜パンを浸しておけば、朝はトースターに入れるだけ。やわらかい触感がお好みの方にもおすすめです。

②具材を火が通り安いくらいの適当な大きさに切ります。

アボカドは縦に4つ切りにするとバナナの皮のように簡単に皮が剥けます。

具材は火が通りやすいくらいの大きさに。

③浅めの器に材料を入れます。(浅めの器の方が中心まで早く火が通ります)

今回使用したのは直径10cmのグラタン皿。具材の量は卵液に浸るくらいがちょうどよい分量です。

④トースターに入れて、10分焼いたら出来上がり。

表面がふっくらしたら焼き上がり。

トースターで焼いてる間に、身支度をしたり、ちょっとした家事をしたりと、時短にもつながるのがうれしい!焼けたら熱々を召し上がれ!

【ポイント】
●深めの器だと卵液が固まりづらくなるため、浅めの器を使うといいでしょう。トースターの熱量によって焼き上がりまでの時間が異なりますので、中が生焼けの場合は時間を調整してください。
●具材は10分で火が通るものならばなんでもOK。冷蔵庫に残っている唐揚げや肉じゃがなどの惣菜を入れても美味しく仕上がります。具材の味が濃い場合、塩は少なめに。

●表面が焦げる場合は、途中でアルミホイルをのせましょう。

果物とヨーグルトをたっぷりのせればスイーツ・パンプディング・ブレックファストに

卵液に砂糖を加えれば、スイーツ・パンプディングに様変わり。朝食として食べるなら、ヨーグルトとビタミンたっぷりの果物でさっぱりと。ナッツなどを加えれば栄養価もさらにアップします。今回はシナモンがほんのり効いたレーズンパンを使って、朝食にぴったりのスイーツ・パンプディングを作ります。

【材料 1人前】
スイーツ・パンプディングのベース
・レーズンバン 1人分
・卵1個(50g)
・牛乳 100ml
・砂糖 小さじ2
・バニラビーンズ 少々 (バニラエッセンスでもOK)

具材
・ヨーグルト 適量
・ラズベリー 適量
・ブルーベリー 適量
・ミントの葉
・はちみつ 少々

【作り方】
①レーズンパンを2㎝角に切り、卵液に浸して、トースターで10分焼きます。

パンに入っているレーズンとシナモンがアクセントに。

②焼きあがったら少し冷まして、具材をのせ、はちみつを最後に垂らして出来上がり。

フルーツは入れて焼いてもOK。

おやつだったら、熱々のパンプディングにアイスクリームをのせるのもオススメです。
卵液の牛乳の半分を生クリームにすると、さらにスイーツ感が高まります。卵液の基本は卵と液体が1:2。生クリームを入れる場合は卵1個:牛乳50g:生クリーム50gにします。

【さまざまなパンでアレンジ】
クリームパン、チョコレートパン、あんパンなど菓子パンをつかえば、菓子パンの素材を活かしたスイーツ・パンプディングになります。また、カレーパンやチーズ、野菜などが入った惣菜パンを使えば、お食事パンプディングに!サンドイッチで余った食パンの耳の活用にもおすすめです。

パンと卵と牛乳があれば、トースターに入れて10分。アツアツのパンプディングがある食卓は、忙しい平日の朝にも、ゆっくり過ごしたい休日の朝にも、なんだか幸せになれます。ドコモの「dグルメ」では、今回ご紹介した以外にもさまざまなパンプディングのレシピを探すことができます。ぜひいろいろなパンプディングの魅力を、お試しくださいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
趣味なび

お話を聞いた人

こばやしゆみこ先生
こばやしゆみこ先生
フードスタジオ アトリエ セ・ミニョン
貿易関係企業のOLから転身、パン教室を開校。根津でアトリエセミニョンの前身となるお教室をはじめ、2006年よりたまプラーザでアトリエセミニョンをスタート。唎酒師やカクテルスペシャリスト、シュガークラフトの資格も持ち、パンづくり、料理、お菓子づくりを組み合わせたレッスンを行っています。
貿易関係企業のOLから転身、パン教室を開校。根津でアトリエセミニョンの前身となるお教室をはじめ、2006年よりたまプラーザでアトリエセミニョンをスタート。唎酒師やカクテルスペシャリスト、シュガークラフトの資格も持ち、パンづくり、料理、お菓子づくりを組み合わせたレッスンを行っています。