ファイザー製ワクチンの効果や副反応について解説

ファイザー製ワクチンの効果や副反応について解説

わが国で採用され実際に接種が始まっているファイザー製ワクチンに関して解説していこうと思います。新型コロナワクチンにも様々な形態がありますが、わが国で承認された3つのワクチンについての違いはもちろん、ファイザー製ワクチンの効果、副作用などについて紹介していきます。(2021年6月14日時点)

開発が進む新型コロナワクチン

2020年1月、中国がコロナウイルスの遺伝子配列を公表してから、ワクチン開発競争が始まりました。

すでに臨床試験がおこなわれているワクチンは48種類もあり、定期接種でわが国でも使用されている不活化ワクチンや生ワクチンという形態だけでなく、ウイルスベクターワクチン、新技術であるDNAワクチンやRNAワクチンなど様々な形態で開発が進められています。

国内で承認された3ワクチン

日本でも接種が開始されているコロナワクチンについて、下記の表に特徴をまとめました。

製薬会社 ファイザー社 モデルナ社 アストラゼネカ社

ワクチン種類 mRNA mRNA ウイルスベクター

日本承認 承認 承認 承認

接種可能年齢 12歳以上 18歳以上 16歳以上

対象者 医療従事者、高齢者、基礎疾患のある人が優先的、次に高齢者が入所・移住する社会福祉施設で働く職員が対象予定

接種回数*1(接種間隔) 2回(約3週間) 2回(約4週間) 2回(約4~12週間)

接種方法 筋肉注射(三角筋)

温度管理*2 -75℃±15℃ -20℃±5℃ 2~8℃

医療機関での保管
(再凍結は不可) -70℃(6か月)
2~8℃(5日間) -20℃(6か月)
2~8℃(30日間) 冷蔵庫

開封後の保管条件
室温(2~25℃) 室温で6時間まで
希釈あり(生理食塩水) 室温で6時間まで
希釈不要 室温で6時間まで
2~8℃で48時間まで希釈不要


*1 全てのワクチンはワクチンの定着も含め2回接種が基本です。異なるコロナワクチン同士の互換性は評価されておらず、1回目と2回目は同じワクチンを接種する必要があります。ほかのワクチン(インフルエンザワクチンやB型肝炎ワクチンなど)接種と、14日間以上空けることが推奨されます。
*2 mRNA自体はとても不安定な物質であるため、安定性を確保できるよう超低温にて保管する必要があり、輸送管理が非常に厳重になされています。

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