お友だちのおもちゃを取ってしまった… 親はどう声かけするべき?

お友だちのおもちゃを取ってしまった… 親はどう声かけするべき?

この記事では、保育士の中田馨さんがお友だちのおもちゃを取ってしまったときの対応ついて紹介。おもちゃの取り合いも子どもの成長の証と捉え、取ったほうと取られたほう両方の気持ちを受け止めること。突き倒す・噛む・たたく・ひっかくなどしないかを見守ることです。

取ったらダメ!と言わなくてもいい方法

友だちが遊んでいるおもちゃですから、遊び終わってから貸してもらうのが理想。子どもの気持ちを受け止めたら「取ったらダメ」ではなく「こっちのおもちゃで遊ぼうか」と別の遊びを提案して、子どもの視点を変えてみましょう。

親が注意しなければいけないこと

お友だちとの遊びのなかで親が気を付けることは、お友だちを突き倒す・噛む・たたく・ひっかくなどしないかを見守ることです。


このような子どもの行動は、成長するうえでよくあることですが、せっかくの楽しい遊びが残念な気持ちになりかねません。してはいけないことを未然に防ぎ、子どもに繰り返し伝えていくことが大切です。


とはいえ、親も人間。うまく声かけができなくて反省してしまうこともあります。私も反省の連続です。子どもの成長に合わせ、いろいろと声かけにも変化をつけて、親も育っていきたいですね。


イラスト/sawawa

著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨

0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

関連記事:

配信元

ベビーカレンダー ロゴ
ベビーカレンダー
『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんの成長に合わせて一人ひとりに必要な情報を、毎日個別にカスタマイズしてお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。 妊娠してから1歳までのお子さまを持つかたに向けて、毎日新しい、役立つ情報をお届けします。 日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。
『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんの成長に合わせて一人ひとりに必要な情報を、毎日個別にカスタマイズしてお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。 妊娠してから1歳までのお子さまを持つかたに向けて、毎日新しい、役立つ情報をお届けします。 日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。