お友だちに自己主張できない長女。親は「陰で支える役」に徹してみたら…?

お友だちに自己主張できない長女。親は「陰で支える役」に徹してみたら…?

もうすぐ4歳になる娘さんに対して、「お友だちにきちんと自己主張できていないのでは?」と心配でモヤモヤしていたママ。そんな不安な気持ちを抱えながら、娘さんをどのように支えたのか、体験談をご紹介しています。

私は現在2児の姉妹のママですが、もうすぐ4歳になる長女について、親として気がかりなことがありました。それは「長女が我慢をしてしまう性格」というところです。適度な自制心ももちろん必要だとは思うのですが、周りのお友だちと比べると「ちょっと我慢しすぎているのでは? 」と心配になったことも事実。そんな長女に対して、親としてどう働きかけたのかお話しします。


おもち


おもち

保育園へ入園したころに感じ始めた疑問

長女は4月生まれということもあってか、周りの同年代のお友だちと比べて少々大人びているところがありました。長女の性格に対して疑問を感じ始めたのが、入園させた2歳8カ月ごろのことです。


長女は途中入所という扱いになりましたが、そのころは進級間近ということもあって、月齢としては2歳半くらいの子どもたちが多くいました。いわゆる「イヤイヤ期」にあたるころかと思うのですが、まわりのお友だちが自己主張しているところを何度も目撃し、「そういえばうちの子はあまり自己主張しないな……」と感じていました。

決定打となった出来事

決定的に「長女はもしかすると我慢しすぎているのでは?」と感じたのが、長女がちょうど3歳ごろのできごとです。ショッピングモールの遊び場に長女を連れていくと、1~5歳ごろまでの幅広い年齢の子どもたちが自由に遊んでいました。


長女が「遊びたい」というので遊ばせてみると、長女が遊んでいたおもちゃがほかのお友だちに取られてしまうのです。それなのにまるで何事もなかったかのように、ほかのおもちゃで遊び続ける長女を見たときに「このままでよいのかな?」と親としてやや疑問が残りました。

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