お金を貯めるポイントその3:意思が弱い人には“天引き”が有効!
理屈はわかったけど、意思が弱く自分にはできそうにないという方は、「財形貯蓄」「確定拠出年金」など“強制的に給与から天引きされる制度”を活用しましょう。給与から天引きされてしまえば、残ったお金でやりくりするしかありません。
また、これらの制度は途中で引き出したり解約したりする場合の手続きが非常に面倒なこともポイント。
よく、「生活費の口座」「貯蓄用の口座」をわけるという方法が紹介されますが、意思が弱い人は「今月はピンチだから…」と、結局は貯蓄用の口座のお金を使ってしまいがちです。
しかし、これらの制度は手軽に引き出せないため、貯蓄を使い込んでしまう可能性が少なくなるのです。
最後に、年間の収入別に収入からどれぐらい貯蓄しているかを調査したデータを紹介します。
出典:金融広報中央委員会『家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成28年)』
ひとつの目安となる数値ですので、自分の収入にあてはまる割合を目標に、今すぐ貯蓄を始めましょう!
【ライター】
小日向 淳(フリー編集・ライター)
家計の節約術から資産運用、老後資金、相続対策などを中心に構成から執筆までを手がける。『法改正対応 バッチリ相続まるわかり 2015-16年版』(学研マーケティング)/『これで安心! 月5000円からはじめる老後資金の作り方』(宝島社)/『親の入院・介護で困らない!)』(宝島社)ほか、書籍、雑誌、ムック、Web記事など多数。
【参考】
金融広報中央委員会『家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成28年)』
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