献立は大人目線でOK!市販品も活用して頑張りすぎずに!親子の夕ごはん作りがラクになるコツ

献立は大人目線でOK!市販品も活用して頑張りすぎずに!親子の夕ごはん作りがラクになるコツ

保育士の中田馨さんが、赤ちゃんと一緒の夕ごはんのメニューをラクに決めるコツについてお話ししてくれました。まずはメインを決める、冷凍食品や市販ベビーフードも活用するなどをまとめて解説!


こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。夕方が近付くと、つい職場の仲間に聞いてしまうのは「今日の夕ごはん何にする?」ということ。そう、ママにとって夕ごはんを何にするかというのは毎日の課題でもあります。まだ子どもが小さく離乳食時期ならなおさら、大人用と赤ちゃん用のメニューを考えなければいけません。


今回は、そんな毎日の夕ごはん作りが少しでもラクになるコツをお話しします。

まずはメイン(主菜)を決める

献立の基本は主食、主菜、副菜、汁物が揃うと栄養バランスが取りやすくなります。このなかで、はじめに主菜(メイン)になるメニューを決めましょう。そして食材を豆腐にするのか、魚や肉にするのかを決めます。
次に、焼くのか煮るのかなどの調理方法を考えます。そこから、その主菜に合った副菜、汁物を決めていきます。離乳食は大人メニューの味付け前のものを取り分け、赤ちゃんの発達に合わせて刻みます。

大人の主菜を豚のしょうが焼きにした場合の献立例

メニューは、ご飯、豚のしょうが焼き、キャベツのサラダ、かぼちゃの煮物、野菜みそ汁(大根、にんじん、ほうれん草)だった場合、赤ちゃんへの取り分け方は以下のようにします。

豚肉が食べられない赤ちゃんへの取り分け

まだ豚肉を食べるには早い時期の赤ちゃんの場合、豚肉は取り分けられません。そうすると、汁物と副菜から取り分けができるように、その2品を赤ちゃんが食べられる食材で作ります。足りないたんぱく質は別でプラスします。味付け前に取り分け、赤ちゃんの発達に合わせて刻みましょう。


〈メニュー例〉

・おかゆ

・野菜スープ(大根、にんじん、ほうれん草、豆腐)

※たんぱく質の豆腐をプラスします

・キャベツとかぼちゃの煮物

豚肉が食べられる赤ちゃんへの取り分け

豚肉にチャレンジしている赤ちゃんは、豚肉が使えるので大人と同じく主菜を豚肉の煮物や焼き物にします。こちらも味付け前に取り分け、赤ちゃんの発達に合わせて刻みましょう。


〈メニュー例〉

・おかゆ

・野菜のみそ汁(大根、にんじん、ほうれん草)

・豚肉とキャベツの炒め物

・かぼちゃの煮物

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