避難所に行くだけが避難ではない!① ~ハザードマップで危険のチェックから始めよう~

避難所に行くだけが避難ではない!① ~ハザードマップで危険のチェックから始めよう~

在宅避難はいつまでできますか?洪水浸水想定区域図から浸水継続時間の確認を

洪水が発生した場合の浸水被害想定は、「浸水想定区域」に指定されているかどうかが一つの目安ですが、立ち退き避難が必要かどうかを判断するもう一つの目安に「浸水継続時間」があります。
洪水時に浸水した場合、雨がやんだとしても、氾濫した水は、すぐに引くわけではありません。数分から、長い場合には数日かけて、ゆっくりと引いていきます。

ハザードマップの浸水想定区域に示されている浸水深が浅くても、在宅避難していれば、水が引くまでの期間はライフラインも止まり、自宅から出られなくなる可能性もあるのです。
ハザードマップで家屋倒壊等氾濫想定区域や土砂災害警戒区域、浸水想定区域などに指定されているエリアでは立ち退き避難が必要なことはもちろんですが、こうした区域にされていないエリアや高層マンションなどでも、浸水継続時間が数週間にわたるのであれば、食品や停止したライフラインに変わるものなど、それだけの備蓄をしておかなければ、在宅避難を続けることは難しくなります。浸水継続時間を知った上で、余裕を持って在宅避難できるだけの備えをしておくか、早めに避難先まで移動しておくことが必要だということです。

浸水継続時間は、国土交通省の地点別浸水シミュレーション検索システム(浸水ナビ)のほか、都道府県の河川管理事務所、河川国道事務所のホームページなどから調べることができます。

今回は詳しいハザードマップなどを使った、自宅や勤務先周辺の危険を確認する方法について解説をしました。次回は避難をする場所やタイミングをどのように決める方法について解説します。

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moshimo ストック
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私たち moshimo ストックは「もしも」のための防災情報メディア。 最近、地震や台風がよく起きるようになって心配。 防災をしようと調べてみたものの、何から始めればいいの…? 私たちも始めは知ることがたくさんあって、防災ってちょっと難しいな…と思いました。 でも、ちょっと待って下さい! もし何の準備もなく災害にあってしまったら大変です。 防災は少しずつでも大丈夫、「もしも」のための準備を始めませんか?
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