要注意! ワクチン接種後の感染の報告あり

要注意! ワクチン接種後の感染の報告あり

新型コロナワクチンの接種が進む中、接種後の感染例が続出しています。国立感染症研究所は、ワクチンの効果が低いわけではないとしながらも、継続的な感染対策が必要との声明を発表しました。今回は、ワクチン接種後に感染する理由や知っておきたいポイントを中島先生にお伺いします。

中島 由美 医師

監修医師:
中島 由美 医師

金沢医科大学医学部卒業後、同大学病院にて小児科・内科として研修を積む。その後は複数の病院で内科医や皮膚科医として勤務。2018年より福岡市中央区に「国を超えた新しい形の医療を提供」をコンセプトに、クリスタル医科歯科クリニックを歯科医師である夫と開院。

今回の発表の詳細は?

新型コロナワクチンの接種後に感染した例について詳しく教えてください。

中島先生

新型コロナワクチンの接種が広まりつつありますが、まだまだ感染者数を劇的に抑えるほどではありません。全国的な感染拡大が続く中、ワクチンの接種後に新型コロナウイルスの感染が判明するケースが相次いでいます。

2回目のワクチン接種から約2週間で抗体量が十分に増え、新型コロナウイルスの重症化や死亡率を下げるとされていますが、国立感染症研究所の報告によると、1回目の接種後に130人、2回目の接種後に67人が新型コロナウイルスに感染しました。

ワクチンに感染防止の効果はない?

ワクチンに感染防止の効果はないのでしょうか。

中島先生

ワクチン接種によって重症化や死亡の増加を抑えられることは明らかですが、感染を100%防ぐものではありません。ただし、非常に高確率で感染を防止できるとのデータも報告されています。なお、ウイルスの変異の影響でワクチンの効果に影響が生じる可能性は否定できません。

そのため、国立感染症研究所や厚生労働省はワクチン接種後も感染防止対策を続けるよう呼びかけています。

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