モラハラ妻の9つの特徴と5つの対処法【弁護士が解説】

モラハラ妻の9つの特徴と5つの対処法【弁護士が解説】

モラハラ妻の特徴ってどんなのだろう。

最近妻からのプレッシャーがひどい……。

妻と顔を合わせるのがイヤで家に帰るのが憂鬱……。

それってもしかして「モラハラ妻」かも?

モラハラは「男性から女性に対するもの」というイメージを持たれがちですが、実際には女性から男性に対するモラハラ被害も最近は増えてきています。そんなモラハラが原因で離婚してしまう夫婦も少なくありません。

最近では、ドラマや漫画でも「モラハラ妻」を題材にした作品が増えています。

もしみなさんが妻の言動に傷付いたり、それによって追い詰められたりしているなら、今すぐ本記事でモラハラ妻の特徴をチェックして、今の状況を改善しましょう。

今回は、

  • そもそもモラハラとはどのような行為か
  • モラハラ被害に遭っている際のおすすめの対処法

などについて多くの離婚事件を解決してきたベリーベスト法律事務所の弁護士監修の上でお伝えしていきます。

お読みいただくことで、モラハラ妻と結婚して後悔している……という方々が、今の状況が改善するためのお役に立てるはずです。

1、モラハラ妻に当たるのはどのような行為?

そもそもモラハラは「モラルハラスメント」の略で、精神的な暴力や嫌がらせのことを指します。

肉体的な暴力と違って、他人の目に見える形で傷が残るわけではないので、周りがその被害に気付かず本人の自覚にも個人差が出やすいのが特徴です。

みなさんの中にも「これってモラハラ?それとも普通のこと?」というように、モラハラかどうかの判断がつかないと感じている人は多いでしょう。

そんなときの目安になるポイントをいくつかまとめてみましたので、ぜひみなさんも普段の妻の様子を思い返しながら、自分の妻の行為がモラハラなのかどうかをまずはジャッジしてみてください。

【あなたの妻にも当てはまる?モラハラ妻の言動】

  • 話しかけても無視される
  • 何を話しても否定される 反論はすべて「言い訳」「口答え」だと言われる
  • 「男のくせに」と侮辱される
  • 「これくらい常識でしょ?」と呆れられる
  • 理由なく睨みつけられることがある
  • あなたの友達や親族の悪口をあなたの目の前で言う
  • 子供にもあなたの悪口を吹き込んでいる

2、モラハラ妻の9つの特徴は?

ここからは、気になるモラハラ妻の特徴をさらに詳しく掘り下げていきます。

(1)自分が常に正しいと思っている

モラハラ妻の世界の正義は、常に「自分」。

そのため「自分がやることはすべて正しく、夫がやることはすべて間違い」という図式がモラハラ妻の中ではもうすっかり定着しています。

結婚生活で不都合なことが起こったときに、すべての責任を夫であるあなたに押し付けてくるのもこれが原因です。

いつも自分が世界の中心にいるので、「良いことは自分の手柄、悪いことは夫の不手際」という感覚が当然のように染み付いているのでしょう。

(2)外では献身的な妻を演じている

2人きりのときにどんなに高圧的な態度を取るモラハラ妻でも、夫の友達や職場の同僚が一緒にいる場面では、しおらしく献身的な妻を演じることが多いです。

これはモラハラ妻のプライドが人並み外れて高いことが原因のひとつで、「理想の夫婦だと思われたい」「幸せな結婚生活を送っていると思われたい」という願望が、そのような外面の良さを生み出します。

(3)夫を孤立させてコントロールしようとする

モラハラ妻は、夫を自分のコントロール下に置きたがります。

夫が孤立して自分を頼らざるを得ない状況を作るために、夫が友達と出かけるのを禁止したり、実家と連絡を取ることに良い顔をしなかったりして、じわじわと夫の社会を狭めていくのです。

(4)平気で事実と違うことを言う

夫を周りから孤立させるためなら、平気で嘘をつくところもモラハラ妻の特徴のひとつ。

たとえば夫の友達や職場の同僚に「実は浮気されているみたいなんです…」と相談を持ちかけたり、「無駄遣いが多くて困っている」「家事を一切手伝ってくれない」など、夫を貶めるような嘘を言いふらして同情を引き、周りを自分の味方につけようとします。

(5)常識を盾に攻撃してくる

世間の常識を盾に夫の自尊心を傷付けてくるところも、モラハラ妻の厄介なところ。

それが実際に常識かどうかに関わらず、「これくらい常識でしょ?」「常識で考えたらこうに決まってるでしょ?」と、気の弱い男性なら「そうかもしれない…」と思わず自分の世間知らずを恥じてしまうようなポイントを突いて攻撃を行うのです。

(6)他人に感謝をしない

モラハラ妻は自分がピラミッドの頂点にいるので、周りの気配りや親切もすべて「してもらって当然」という態度で受け止めます。

モラハラ妻にとっては、それらの思いやりを周りが与えてくれないことのほうが問題なのであり、優しくされることは通常運転。

そのため周りへの感謝はなく、自分が常に正しいという思考回路から他人に謝ることもありません。

(7)元々細かい性格で文句が多い

モラハラ妻は夫の欠点や家事のやり残しなどを目ざとく見つけてしまうことが多く、元々の性格に細かく神経質な面があります。

自分がイヤだったことをいつまでも忘れず覚えているところもモラハラ妻の特徴で、新しい文句をつけるときにも「あの時もああだった、こうだった」というように過去の出来事を掘り返してくる傾向があるでしょう。

(8)夫に厳しいが自分には甘い

モラハラ妻の厳しい視線が注がれているのは夫に対してのみで、自分には驚くほど甘いことがあるのもモラハラ妻の特徴のひとつです。

たとえば夫の趣味の買い物には目くじらを立てて「無駄遣いだ!」と怒るくせに、自分には高級な化粧品やブランド品をしれっと購入していたりします。

それを夫が指摘しても、「あなたが浪費家だから私が節約に節約を重ねて、やっとの思いで購入できたものなのに…」「私にはたまの贅沢すらも許されないの?」と、あくまでも自分は被害者であるというスタンスを崩しません。

(9)自分の親と仲が良い

モラハラ妻には、自分の実家の家族が大好き!という特徴もあります。

それ自体は良いことなのですが、夫婦間で意見が食い違ったりケンカになったりしたときに、すぐに自分の親に泣きついて、親から自分の夫に「今回は折れてやってくれないかな」というような連絡を入れてもらうというのがよくあるパターン。

過保護な親とモラハラ妻のタッグに、参ってしまう男性も多いでしょう。

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