子どもが料理を習うきっかけで多かったのは何でしたか?
想像力が豊かになってほしいという希望
永原:料理教室で習う子の親がきっかけとして言っていたのは、「これからの時代、将来はAI中心の時代になる中で、今日は食材を使って何を作るか・どんな仕上がりになるかなど、自分で考えて料理をすることを通して想像力が豊かになってほしい」ということでした。
料理をすると1つのものを完成させることができるので、小さな達成感や成功体験が得られることが魅力かもしれません。
料理教室やお手伝いを通して子どもが食を好きになってくれるきっかけがつくれるといいなと思います。
料理教室で実際に料理を習った子どものママはどのように感じている?
元々子どもが料理に興味があって一緒に作ったりしていて、料理教室の広告を見て本人が行ってみたい、と言ったので連れて行きました。
実際に料理教室に通ってからは家でも作ってみたいと言い、お手伝いしてくれるようになりました。
前はハンバーグのタネを混ぜるだけだったけど丸めるところまでやってくれるなど、お手伝いのレベルが上がりました。
子ども自身が「周りのお友だちより料理が得意かも」と自信が持てたことがよかったと感じました。
毎回子どもも「楽しかった」と喜んでいます。
(MAMADAYSスタッフ・6歳児ママ)
料理を習う前にやっておくとよいことは?
ちょっとしたお手伝いができているとスムーズ
永原:家ではママ・パパのちょっとしたお手伝いなど、できることがあります。
小さい頃から少しずつお手伝いをお願いすると、「お手伝いをする」という習慣付けができるため、習い事をするときもスムーズにできます。
「テーブルを拭く」や「食器を運ぶ」などお手伝いはさまざまですが、「習慣付け」を目標に置いている教室も多いようなので、家で子どもに声かけするのもいいかもしれません。
家で料理を作って出したときや、食べるときに「これはにんじんだね」とか、「これはお肉だね」「これはこういう野菜なんだよ」など、ママ・パパが声かけすることで「そうなんだ」と食べ物に興味を持ったり、食材に対する興味や知識がストックされたりするのではないかと思います。
家でのお手伝いでできること
・お手伝いの前には手を洗うなど習慣付けをする
・食器を運ぶ
・食事のときには「この野菜は大根だよ」「これは秋刀魚というお魚だよ」など声かけをする
配信: MAMADAYS(ママデイズ)