夫の取り扱い方を教えて!夫婦円満に導く夫のトリセツ4つのポイント

夫の取り扱い方を教えて!夫婦円満に導く夫のトリセツ4つのポイント

夫のトリセツが欲しい。

そんな気持ちになってしまう次のような瞬間。あなたにも経験があるのではないでしょうか。

・お願いしても絶対に動いてくれない。それどころか不機嫌になったり責められた

・動いたかと思えば的外れ。でも妙なポイントで別人かのように動く

・何一つ妻の思い通りにいかない夫

「男性の心理が全くわからない」という方も少なくないと思います。

本記事では、夫のトリセツを知りたい妻に向けて

  • 夫のトリセツ5選
  • 夫のトリセツで効果がない場合は?

などについてご紹介します。

夫のトリセツは、もちろん世界に1つしかありません。あなたの夫は世界に1人しかいないのですから。

でも、男性に共通したトリセツもあるはず!本記事で男性共通のトリセツをマスターして、あなたの夫仕様にカスタマイズしてください。

1、夫のトリセツの前に|夫が妻の思う通りに動かないワケ

夫というのは、どうして妻の想定外の行動を取るのでしょうか?

本項では、男性脳のメカニズムを少し覗いてみましょう。

(1)男性は結論が明確な方がいい

こんな話がありました。

娘の学校でスキー教室があるとのこと。

これまでスキーを経験したことがない娘に、母親である妻は、スキー教室の前に一度家族でスキーに行ってあげたいと考えます。

「今度娘の学校でスキー教室があるんだって」

それを聞いた夫は、「じゃあ今度の連休にスキーに行ってみる?」と。

ここまでは妻の思う通りに進んでいます。

しかし、元来寒いところが苦手な夫は、「どうせ行くなら温泉がついてる宿がいい」なと思い、スキー場に近い温泉宿を探し始めます。

ところがなかなか都合のいい宿が見つからない。

そうなると、夫のテンションは下がり始めます。

そうです、夫の中では「温泉ありき」になってしまっているのです。

結局、温泉が見つからないことで夫は宿探しをやめてしまい、スキー教室の前にスキーには行かれないことになってしまいました。

この夫婦には、「食い違い」が生じています。

まず夫は、妻から「できれば行けるといいな」と言われていると勘違いをしているのです。

しかし妻は違います。「できれば」の基準が違います。夫が仕事で行かれないなどであれば仕方ないにせよ、そうでない限りスキーを経験させることはマストと感じているのです。

では、この「食い違い」を生じさないためにはどうしたら良かったのでしょうか。

それは、妻が明確に「仕事が大丈夫ならスキーに絶対に連れて行こう」と結論を伝えれば良かった、のです。

妻は、夫が寒がりだということ、旅行にはお金がかかってしまうことを気がかりに思っていました。ですから、「絶対に連れて行こう」などと言えず、夫の自主性に任せる形をとったのです。

しかし、夫はそんな妻の思いやりには気づいていません。「安くいいところが予約できたら」くらいでいいのかな、としか受け取っていないのです。

「寒いところ苦手なのにごめんね」

「計画してなかった出費になったから節約するね」

など、気にかかっているところも全て夫と共有しましょう。

それがコミュニケーションです。

(2)男性は複数のことを同時進行できない

女性の日常生活は、複数のことの同時進行だらけ。

テレビを見ながら炊事をし、電話をしながら化粧を済ませる。

どちらも頭にしっかり入っているのです。

しかし男性は、複数のことを同時進行しにくい人が多いと考えられています。

これは、女性は左脳と右脳をつなげる脳梁が太く、男性は細いからのようです。

こんなことはよくありませんか?

日曜日、妻が友人と遊びに行くことになりました。夫が育児をすることに。

しかし帰ってきたら家はぐちゃぐちゃ。食事の準備もできてないし、やったことといえばお昼ご飯をコンビニに買いに行っただけ・・・。

この人1日何をしてたんだろ?と呆れてしまう一瞬です。

夫は、家事がどのような流れか理解できていません。

ですから、何から手をつけるべきかがわからず、また優先順位もわかりません。

そのため、目の前に迫ったことしか、手をつけることができず、スマホをいじりながら子どものそばにいるだけで精一杯なわけです。

複数のことを頼みたいときは、優先順位や順番を示し、具体的にどうしてほしいのかを伝える必要があるでしょう。

たとえばこんな感じです。

10:00 たまった洗濯物を洗濯して干す

12:00 2歳の娘にはパン、5歳の息子にはうどんを与える

14:00 子どもたちと散歩がてら夕食の買い物で●●と●●を買う

16:00 散らかった部屋は片付けて

わかってくれるだろう、それくらい自分で考えてよ、は通用しません。

特に家事は、

  • 自分の仕事と思っていない
  • 今日くらいやらなくても不都合はない

などと思っている男性は多いでしょうから、事細かに伝えましょう。

(3)言葉での説明を理解しにくい男性も

「自分は不器用ですから」

が代名詞のセリフになっていた俳優の高倉健さんではありませんが、男性の中には言葉をあまり発しない男性もいます。

その昔、男性は狩猟を行っていましたから、言語能力ではなく空間認知能力が発達したとも言われています。周囲を見渡し、全体像から状況を把握することを得意とするようです。

一方、多くの女性はおしゃべりが好きなイメージがあり、これは言語能力に長けているからとも言われています。

そんな男女の違いから、妻の言葉だけの説明では理解がしにくい夫は一定数いると言われ、妻の思惑とは違う行動をしてしまうケースがあります。

2、やってみる価値あり!オススメの夫のトリセツ5選

では、こんな思うように動かない夫たちでも思うように動かすことができる、夫のトリセツを5つご紹介します。

(1)具体的に指示しよう

まだ「察する」まで行き着いていない旦那様には、具体的な指示をしていきましょう。

これを実行するには、「夫に悪いな」という気持ちを消さなければ始まりません。

あなたはきっと、責任感が強く、なんでも自分でこなす女性ではないでしょうか。

しかしこれは、仕事の上でもそうですが、部署やチームで頼み・頼まれの関係性がなければ、大きな仕事は成し得ません。

あなたの家族というチームがレベルの高い?家族へ成長するため、いざ、あなたの腕にかかっています!

そうして、あなたの具体的な指示で動けるようになった夫は、晴れて「察する」境地に行き着けるのです。

(2)端的に話して夫の理解を確認しよう

「言ったよね」(妻)

「聞いてない」(夫)

某カレンダーシェアアプリのCMでも俳優さん夫婦がそんな会話をしていたように、「言った・聞いてない」は普遍的な夫婦ケンカの元になっています。

「妻が話した内容が、夫の頭に入っていない」ということを示していますが、どうしたら頭に入るでしょうか。

たとえば、子どもの授業参観の日程について伝えた場合。

「そういえば、来週月曜の午前中に授業参観があるんだった。あの子ちゃんと授業聞いてるかな?楽しみだね。あなたもいける?」

などと、他の話題を間に挟んで言われても、夫は妻の話の趣旨を理解できません。

長い話の中で頼んだり伝えたりしたことは、どうしても忘れてしまいがちになってしまうのです。

それを防ぐためには、

「来週の授業参観はいけますか?来週月曜日に授業参観があります。時間は10時からです。」

などと端的に伝えると良さそうです。

そうでない場合でも、どうしても忘れて欲しくないことは、そこだけ抜き出してもう一度伝えるなど、端的に伝えた上で「わかってくれた?」と理解を確認しましょう。

(3)調子に乗せよう

調子に乗せるのは、夫婦をいい回転にさせるためです。夫を天狗にするためではありません。

「ありがとう」

「思ってたよりいい!」

という具合に反応し、夫を調子に乗せましょう。

思っていないのにこんな反応はできないという方は、あくまでも本当にそう思ったときに積極的に伝えれば十分です。

なお、調子に乗せるなんてうざい!という場合、調子に乗るとマウンティングしてくる夫なのかもしれません。聞きたくないうんちくを語ってきたり、俺の方がうまいなどと言ってくるケース。

本当に鬱陶しいのであれば、「それは聞いてないよ」と伝えましょう。伝えなければわかってもらえません。

もしも「そんなこと(怖くて)言えない・・・」というケースは、夫婦間に上下関係ができてしまっている可能性があり少し心配です。そんな方はこちらの記事をご覧ください。

モラハラは治る?離婚の前に試したいモラハラ夫の改善法8つ

(4)寄り添う言葉をかけよう

何度言っても私の気持ちが伝わらないー。

そんな風に悩むことはありませんか?

たとえば、夜遅く帰ってくるのはやめてね、と伝えているのに、週に3日くらいは午前様。

どうして私の気持ちをわかってくれないんだろう・・・と。

遅く帰ってくるのをやめることは、夫にとっては難しいことなのでしょう。

仕事や付き合いなど、現状を維持するために、自分にとって欠かせないことだからです。

ですから、そんなことを伝えてくる妻に、夫こそ「わかってくれてない」と思っている可能性があります。

こんなときは、あなたが夫の頑張りをわかっているよ、ということを伝えなければ、いつまでも平行線ですから、

「夜遅くまでおつかれさま」

「いつもありがとう」

という言葉で、あなたの夫への理解を示しておきましょう。

家族のために(という大義名分で)働く男性にとって、この言葉はとても嬉しいはずです。

そのあとに、どうして遅く帰ってくるのが嫌なのか、その理由を伝えてみてください。

「夜中に鍵が開く音が怖いの」

「あなたが酔っていると、人格が変わっていることがあってすごく怖い思いをする」

あなたを愛する夫なら、2人の妥協点を考えるはずです。

(5)苦手なことを頼むときは理由を明確に

誰でもそうですが、苦手なことは避けたいもの。

しかし夫は、なんでもできるし、という態度と顔をしていますし、もしくは、俺は偉いからそんなゴミのような仕事はやらないものだ、ということをのたまってきたりもします。

妻は、苦手なんだろうなと思いながら、家事などに関しては難しいことじゃないんだからやってよと思うかもしれませんが、これが意外と苦手なのです。

素直じゃないところにイラっとしてしまいますが、「できない」と言っていないことは利用できます。

つまり、やってもらいたい「理由」次第では、動いてもらうことはできるわけです。

そして夫も、きっとそう思っています。理由次第では、この俺が動いてやってもいいぞ、と。

なぜそれをやってもらいたいのか、明確に理由をつけて、夫がやらなければならない状況へもっていきましょう。

たとえば、お風呂掃除をお願いしたいとしましょう。

その理由は、あなたがひょんなことから手首を痛めてしまったからです。

夫の手首は健康ですから、夫が洗えばいいだけです。

しかしあなたは、おそらく遠慮をしています。

なぜなら夫はお風呂掃除をしたことがないからです。

しかし遠慮を振り切り、理由を明確に

「手首を怪我したからお風呂洗いお願い!」

と言えばいいのです。

どうやって洗えばいいの?

などと意味不明なことを言ってくるかもしれませんが、こだわりのスポンジがあればそれを伝えるくらいで、あとは大人なのですから放っておけばいいのです。

とにかく、きちんとやって欲しい「理由」を伝えることが大切。

きっと、苦手でも「はい、やります」と思ってくれるはずです。

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