コロナ禍での糖尿病治療、どうやって向き合えばいい?

コロナ禍での糖尿病治療、どうやって向き合えばいい?

今の生活が将来の運命を決定づける

今の生活が将来の運命を決定づける

編集部

糖尿病は生活習慣が関わってきますよね?

鈴木先生

そうですね。しかし、運動や食事内容の「指導方法」に変化があったかというと、そんなことはありません。あえて言えば、間食の有無や体重の変化を念入りに聞き取ることくらいでしょうか。体重に関して言えば、体を動かす機会の減少による「コロナ太り」が散見されています。心当たりのある人は、野菜を多めに摂り、甘いものや脂っこいものを控えることからはじめましょう。

編集部

とはいえ、いきなり生活習慣を変えるのは困難です……。

鈴木先生

たしかに、「不摂生は一切ダメ」と言ったところで限度があるでしょう。100点満点を目指すような厳しい方法だと長続きしません。そこで、頻度を減らすような投げかけをしています。例えば、平日の間食を我慢できたら、土日は“これくらいなら”という条件付きで自分にご褒美を与えるといった工夫です。糖尿病はマラソンのように、長期にわたる取り組みが求められる病気です。短期での結果は、あくまで途中経過にすぎません。

編集部

いわゆる「○○がイイ」の類いって、信頼できるものでしょうか?

鈴木先生

仮に単一の食材が短距離で効いたとしても、長距離からしてみると単なる「偏食」でしかありません。決して、体にイイことではないでしょう。その辺も含めて、担当医とは報告・連絡を取り続けていただきたいです。やはり求められるのは、食事の栄養バランスです。

編集部

最後に、読者へのメッセージがあれば。

鈴木先生

例えば、「極端な」糖質制限は長続きしません。糖尿病は、今の生活が将来に跳ね返ってくる病気です。マラソンを続けるためには何が必要なのか、ぜひ、一緒に伴走させていただきながら考えていきましょう。また、コロナ禍ならではのアドバイスもできるかもしれません。

編集部まとめ

すでに糖尿病を有している場合でも、新型コロナウイルス感染症へのかかりやすさは、健常な人と変わらないということでした。「かかったときの重篤化を恐れるのか」、「リスクが同じなら糖尿病治療を優先するのか」は、各人の判断でしょう。加えて、ワクチン接種の功奏も視野に入れておきましょう。今まさに、糖尿病治療のターニングポイントが来ているのかもしれません。

近くの内科を探す

\接種券が届いたらチェック/



関連記事:

Medical DOC
Medical DOC
Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。
Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。

ピックアップ

恥ずかしいから市販薬で何とかしたい「痔の治療」、それでも受診した方がいいワケとは
ダイレクトボンディングのメリット・デメリットを詳しく教えて!
健康診断の「脂質異常」が示すリスクと、そのとき取るべき正しい行動
知っておきたい「腸閉塞」のリスクと対策、最悪の場合は命を落とすことも