「キレイ」に敏感な世界のセレブも大注目!?鮭(サーモン)のポテンシャルはメタボにが気になる方にもおすすめ!

「キレイ」に敏感な世界のセレブも大注目!?鮭(サーモン)のポテンシャルはメタボにが気になる方にもおすすめ!

海外の有名モデルやハリウッド女優などのセレブは、ヴィーガンも多いですが、お肉は食べなくても魚を好む方も多いのです。
そんな魚好きのセレブに、圧倒的人気の食材はサーモン(鮭)!
日本でも、10年以上不動の年間消費量1位(出典:水産庁 令和2年度 水産白書)を誇り、さらに好きな魚ランキングでも1位(出典:~マルハニチロ「魚食に関する調査 2020」~)と大人気の鮭。
美味しいだけでなく、美肌にアンチエイジングに、嬉しい要素盛りだくさんの鮭の魅力についてお話しします!

サーモンピンクはキレイの味方! 秘密はアスタキサンチン

サーモンピンクという色があるとおり、鮭の身は鮮やかなピンク色をしています。
そのため鮭を赤身魚(マグロやブリなど)だと思っている方もいますが、実は鮭は白身魚(タラやヒラメなど)に分類されます。
鮭がピンク色に見えるのは、エビやカニなどにも含まれるカロテノイド系の色素である「アスタキサンチン」が含まれているため。
アスタキサンチンは植物由来のカロテノイドで、鮭が自らアスタキサンチン作り出しているわけではありません。
アスタキサンチンは、ヘマトコッカスという藻類に含まれており、その藻類をプランクトンやオキアミが食べ、エビやカニ、魚類が食べ・・・という食物連鎖を経て鮭の体内にも取り込まれているのです。
鮭は産卵のために川を遡る必要があり、その際に多くのエネルギーを必要とします。
その際に生まれる活性酸素に対抗するため、アスタキサンチンの有する抗酸化力を利用していると考えられます。
産卵時にイクラ(卵)に抗酸化力を移すため、産卵後の鮭の体からは赤みが抜け、白っぽくなってしまいます。
アスタキサンチンはその抗酸化力の高さから、化粧品や健康食品にも利用されており、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
鮭の川を遡る力の源にもなっているとはちょっと驚きですね。

皮ごといただくのがおすすめ! オメガ3系脂肪酸


鮭はオメガ3系脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富な食材です。
オメガ3系脂肪酸には、中性脂肪を低下させたり、HDLコレステロールを増加させたりといった効果があるとされ、私たちの健康にとって大切な栄養素ですが、近年摂取量が減少傾向に。
オメガ3系脂肪酸・オメガ6系脂肪酸ともに体内で合成することはできず、飲食物から摂取する必要がある栄養素です。
摂取の比率は、疾病や体質によっても異なりますが、オメガ3系:オメガ6系を「1:4」で摂るのが良いとされています。
しかし、食生活の欧米化や魚介類の摂取量の減少などの影響でバランスが崩れ、摂取比率が「1:20~25」になっている人もいるといわれており、オメガ6系脂肪酸(サラダ油やごま油、卵黄などに多く含まれる)の過剰摂取が懸念されています。
オメガ6系脂肪酸の過剰摂取はHDLコレステロールを低下、炎症や血栓の原因、アレルギーを促進などが懸念されます。
鮭の仲間のオメガ3系脂肪酸の量は、サバやサンマなどのいわゆる青魚には及びませんが、白身魚としては高い含有量を誇ります。

鮭はオメガ6系脂肪酸摂取過多になりがちな現代人にぴったりな食材といえます。
実際にオメガ3系脂肪酸を摂取することで、総コレステロールや中性脂肪を有意に減少させたという報告もあります(出典:Nutr Diabetes. 2017 Dec 19;7(12):1-8.)。
米国連邦政府が公表している「2015~2020年アメリカ人のための食生活の指針(Dietary Guidelines for Americans)」でも、さまざまな魚介類を1週間に8オンス(約240g)以上食べること、その中にEPAとDHAの含有量が高い魚介類を複数入れることが勧められています。
焼鮭などを食べるとき、あなたは鮭の皮を食べていますか?
嫌いではないが、なんとなく残しているという方は、なるべく食べるようにしましょう。
鮭の皮にはオメガ3系脂肪酸やカルシウムなどのミネラル、ビタミン類などが身より豊富に含まれているので、残すのはもったいない!
皮を外して調理する場合は、皮だけをトースターやフライパンでカリカリに焼くのがおすすめです。
もちろんそのまま食べてもいいですし、サラダやパスタのトッピングにしても美味しいですよ。
食感が良く、スナック感覚で食べられるので、とても食べやすくなります。
皮特有のやわらかい食感や魚の臭みが苦手な方もぜひお試しください。

まだまだある! 鮭の魅力


他にも、鮭にはビタミンB群やビタミンD、Eなどのビタミン類、カリウムやセレンなどのミネラル、何より良質なたんぱく質が豊富に含まれています。
いずれも現代人がしっかり摂っておきたい栄養素ですよね。
カロリーも可食部100gあたり秋鮭:124klcal、紅鮭:127kcalと、肉類ではかなり低カロリーな部類の鶏むね肉:皮なし(可食部100gあたり113kcal)に匹敵するヘルシーさ。
体重やメタボが気になる人も、安心して食べることができますね。
価格も手ごろで、調理方法も生で寿司やスモークサーモンにしたり、焼いたり、揚げたり、蒸したり・・・とさまざまな調理法で楽しめるのもうれしいところ。
老若男女に愛され、年間消費量・好きな魚ランキングともに1位なのもうなずけますね。

魅力いっぱいの鮭。
鮭は種類も豊富で、9月以降には、日本で最もポピュラーな種類の秋鮭(白鮭)が旬を迎えます。
他にもカラフトマスや銀鮭、紅鮭、アトランティックサーモン(大西洋鮭)やキングサーモン(鱒の介)など、輸入されるものも含めて種類が豊富、スーパーなどでもさまざまな種類を見つけられます。
鮭が世界中で愛されているのが分かりますね。
それぞれ風味や味わいが異なりますので、お好みのものを探してみるのもおすすめ。
日々の食事に、健康やキレイのためにうれしい栄養素がいっぱいの鮭を取り入れ、美味しくいただきましょう!

[文:キレイ研究室研究員 船木(化粧品メーカー研究員・サプリメントアドバイザー・健康管理士一般指導員・健康管理能力検定1級)]

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キレイ研究室
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「今よりもっと、これからもずっときれいでいるために。」をコンセプトに、化粧品開発、ヘルスケア、ネイリストなどさまざまなジャンルの専門家が、中立の立場から「キレイ」についてのコラムを発信しています。
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