牛バラ肉と玉ねぎを甘辛い醤油だれで絡めた十和田バラ焼きは、2014年のB-1グランプリで優勝した、青森県が誇るご当地グルメです。十和田市内では、80店以上の飲食店で提供されているだけでなく、家庭料理としても親しまれています。
今回は、そんな十和田バラ焼きを自宅で楽しめるレシピを紹介します。

十和田バラ焼きってどんなグルメ？

まずは、十和田バラ焼きの特徴や美味しさの秘密をご紹介します。

基本の食材は牛肉と玉ねぎ

十和田バラ焼きで使う具材は、牛肉と玉ねぎだけというとてもシンプルなもの。十和田バラ焼きゼミナール（十和田バラ焼きをはじめ十和田市の文化を発信することで町おこしを図っている市民団体）によると、牛肉と玉ねぎの黄金比率は1:1.5だそう。コッテリとした味付けですが、たっぷりと入った玉ねぎのおかげでいくらでも食べられちゃうので危険です。

また、基本的には牛バラ肉を使いますが、豚や馬を使うこともあります。

五感を刺激する調理法

十和田市内で十和田バラ焼きを提供するお店の多くは、熱々の鉄板に乗せた状態で提供されます。

また、生の状態で提供されお客さん自身で焼き上げるスタイルのお店も多く、ジュージューとお肉が焼ける音やタレが煮詰まるうちに強くなる香りに包まれ、食欲が刺激されること間違いなし！

アレンジしても美味しい！

そのまま食べても美味しい十和田バラ焼きですが、ご飯の上に乗せ生の卵を割り入れたり、うどんを入れて焼うどんにしたりするのもおすすめです。
あえて少し多めに作っていろいろな楽しみ方をしてみてください。

十和田バラ焼きのレシピ

ホットプレートで作ることで、臨場感がUP！
タレの水分が飛んでいくうちにいい香りが立ち込めます。

材料（2人分）

• 牛バラ肉　200g
• 玉ねぎ　2個
• りんご　1/4個

＜A＞

• 醤油　大さじ4
• 酒　大さじ1
• はちみつ　大さじ1
• しょうが（すりおろし）　小さじ1
• にんにく（すりおろし）　小さじ1
• コチュジャン　小さじ1

作り方

１ボウルにすりおろしたりんごと＜A＞を入れてよく混ぜ合わせます。

２牛バラ肉を食べやすい大きさにカットし、１に入れます。

３よく揉み込み、冷蔵庫に入れて1時間以上漬け込みます。

４玉ねぎの繊維を切るように1cm幅にカットします。

５ホットプレートにサラダ油（分量外）をひいて中火で熱し、玉ねぎに焼き色がつくまでじっくり炒めます。

６３をタレごと加えて玉ねぎと混ぜながら炒めます。

７最後に強火にして水分を飛ばしたら完成です。

配信： hitotema