カード破産とは?借金を解決する4つの脱出手段を弁護士が解説

カード破産とは?借金を解決する4つの脱出手段を弁護士が解説

5、クレジットカードの支払いが苦しいなら弁護士へ相談を|カード破産を選択する前に

クレジットカードの支払いに首が回らなくなっても、カード破産または前項でご紹介した方法で解決できますので、放置することは避けましょう。

ただ、実際に切羽詰まった状況に陥ると、どうすればよいのかわからなくなるかもしれません。

そんなときは、お気軽に弁護士へ相談することをおすすめします。弁護士に相談・依頼すれば以下のようなメリットが得られます。

(1)弁護士が受任すれば一旦返済しなくてOK

弁護士が債務整理を受任すると、まず弁護士から債権者宛に受任通知書を送付します。

債権者は、弁護士からの受任通知書を受け取った後は債務者に対して直接返済を請求することが禁止されています(貸金業法第21条1項9号)。そのため、弁護士に債務整理を依頼すれば、すぐに債権者からの取立がストップし、一旦返済しなくてよくなります。

その後に落ち着いて弁護士と一緒に解決方法を考えることもできます。

(2)無理のない最適な立て直し方法を提案

借金から脱出するためにカード破産をするのが良いのか、それとも他の手段を検討した方が良いのかは、状況によって異なります。

あなたにとって無理のない、最適な立て直し方法を選択することが、借金から完全に脱出するための最も重要なポイントです。

債務整理に詳しい弁護士に相談すれば、豊富な専門知識と経験に基づいて、最適な解決方法を提案してもらえます。その他にも収支を把握する方法など、今後の生活において二度とカード破産に陥らないためのポイントについてもアドバイスしてもらえます。

(3)破産を選択しても裁量免責を目指せる

免責不許可事由がある場合にはカード破産はうまくいかない可能性があることを前記「3(2)」でご説明しました。

しかし、実は免責不許可事由がある場合でも、「裁量免責」が得られる場合があります。

裁量免責とは、免責不許可事由がある場合でもその程度が軽い、借金をした経緯に同情できる事情がある、反省して生活を再建する意欲が高いなど、免責を許可するのが相当であると認められる場合に裁判所の裁量で免責を許可することをいいます。

裁量免責も免責には変わりありませんので、許可されると借金がゼロになります。

ただし、どのような場合に裁量免責が認められるのかや、裁量免責を得るためにどうすればよいのかについては、一般の方にはよくわからないのが実情でしょう。

その点、債務整理に詳しい弁護士は裁判所の対応にも精通していますので、裁量免責を得るコツも把握しています。

したがって、自分で破産手続きを行うよりも、弁護士に依頼した方が裁量免責が得られる可能性が高くなります。

(4)弁護士費用への過度な不安はいらない

もっとも、弁護士に依頼する場合には費用が気になることでしょう。

しかし、弁護士費用を気にしすぎる必要はありません。インターネットで検索すれば、良心的な料金で充実したリーガルサービスを提供している法律事務所がたくさん見つかります。

相談料無料や、着手金の分割払いに応じている事務所も多いので、初期費用が準備できなくても弁護士に依頼することは可能です。

まずは料金の安い法律事務所を探してみて、気になる事務所があれば無料相談を利用し、比較した上であなたと相性の合う弁護士に依頼することをおすすめします。

まとめ

クレジットカードは便利ですが、油断して使いすぎてしまい、カード破産に追い込まれてしまう人は数多くいます。

もし、クレジットカードの支払いがままならなくなったときは、早めに弁護士に相談してみましょう。早めに相談すれば、カード破産を回避し、その他の方法で解決できる可能性も十分にあります。

弁護士の知恵と力を借りて、早期に借金から脱出しましょう。

監修者:萩原 達也弁護士

ベリーベスト法律事務所、代表弁護士の萩原 達也です。
国内最大級の拠点数を誇り、クオリティーの高いリーガルサービスを、日本全国津々浦々にて提供することをモットーにしています。
また、中国、ミャンマーをはじめとする海外拠点、世界各国の有力な専門家とのネットワークを生かしてボーダレスに問題解決を行うことができることも当事務所の大きな特徴です。

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