免責不許可事由とは?免責不許可事由に該当する11のケースと対処法

免責不許可事由とは?免責不許可事由に該当する11のケースと対処法

免責不許可事由についてご存知ですか?

自己破産をすれば、債務の支払義務がなくなる、そのために自己破産をする、ということは多くの人が知っているでしょうが、実は債務の支払義務をなくすには自己破産をしただけでは足りません。

破産後に裁判所から免責を受けて初めて債務の支払義務がなくなるのですが、ケースによってはこの免責がもらえない場合があります。

いわゆる免責不許可事由がある場合には免責がもらえないことがあるのですが、どのような行為が免責不許可事由に当たるのか、自己破産前に事前に知り、免責不許可事由に当たる行為をしないように気をつけることで、自己破産したものの免責を得られないということ避けることができます。

また、既に免責不許可事由に当たる行為をしてしまっている場合の適切な対処法についても知っておく必要があるでしょう。

以下では、免責不許可事由について、多数の自己破産事件で免責を獲得してきたベリーベスト法律事務所の弁護士が、分かりやすく説明することにします。

この記事が、自己破産を検討する方が免責を受けて人生を取り戻すための手助けになれば幸いです。

1、免責とは|免責不許可事由を理解する上で知っておきたいこと

支払不能状態にある債務者が申立てをすれば裁判所はいわゆる破産宣告(正式には破産手続開始決定)を行いますが、それだけでは債務者(破産者)は債務の支払義務を負ったままの状態です。

破産手続きが進み、最終的に裁判所から免責許可決定をもらって初めて債務の支払義務はなくなります(支払わなくてよくなります)

破産者が破産手続開始決定時に負っていた債務の支払義務をなくすことを「免責」といい、破産者を免責する旨の裁判所の決定が「免責許可決定」です。

2、免責不許可事由とは

裁判所の免責許可決定はどのようなケースでももらえるものではありません。

破産者の免責は債権者の犠牲のもとに破産者を経済的に立ち直らせるために行うものです。

破産者を免責することによって債権者は債権を失うことになるわけですから、不誠実な破産者に対しても無条件に免責を行うのは債権者との関係で公平ではありません。

したがって、破産法は、一定の事情がある場合には裁判所は免責を許可しないと定めており、この「一定の事情」を免責不許可事由といいます。

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