旦那と別れたい!結婚相手と離婚するために知っておくべきこと5つ

旦那と別れたい!結婚相手と離婚するために知っておくべきこと5つ

3、旦那と別れたい!離婚する前にやっておくべきこと

いきおい旦那と別れて、「別れたこと自体は間違えではなかったけど、別れる前にこれをやっておくんだった」と後悔するケースは多いです。

そうならないように周到に準備しましょう。

(1) 弁護士に相談する

我田引水のつもりはないのですが、やはり最も手っ取り早いのは弁護士に相談することです。

餅は餅屋ですので、離婚する気持ちが固まっていなかったとしても、情報集のため相談してください。

当事務所でも無料相談をおこなっております。

(2) 住居や仕事などの別れた後の生活をできる限り具体的に想像する

別れた後の生活はどうなるでしょうか。

  • 今住んでいる家の持ち家ですか?
  • ローンはありますか?
  • 別れても今の家に住み続けたいですか?
  • 旦那が住むといったらどうしますか?
  • 処分したほうがよさそうですか?

住居に関してだけでも考えなければならないことは山ほどあります。

現在、職に就いていない人や、自活するだけの収入がない人は、自活するだけの職を得られそうかどうかも考えなければなりません。

(3) 別れたい理由が法定離婚事由に当たるか確認する

あなたの別れたい理由は法定離婚事由に当たるでしょうか。

法定離婚事由とは法律で定められた離婚理由のことで、これに該当すると相手が離婚を拒んでも、裁判で離婚することが可能になります。法定離婚事由には次のものがあります。

  • 不貞行為
  • 悪意の遺棄
  • 3年以上の生死不明
  • 回復の見込みのない精神病
  • 婚姻を継続しがたい重大な事由

法定離婚事由について詳しくは「法定離婚事由(原因)とは?相手が拒否しても離婚できる場合について」をご覧ください。

(4) 子どもがいる場合は親権をもちたいか考える

親権をもちたいなら、親権はどうやって決まるかについて知っておくべきでしょう。親権の獲得方法について、詳しくは、「離婚協議書を公正証書にする方法とその書き方」をご参照ください。

(5) 共有財産を確認する

共有財産は財産分与の対象となります。同居しているうちにどの口座にいくら預金があるか等、財産状態を把握しておきましょう。別居すると、確認しにくくなります。

(6) 証拠を収集、保全する

不倫の証拠等、法定離婚事由が旦那にあることや、共有財産の存在を示す証拠を集めて、消されないようにしておきましょう。証拠がないととぼけられて主張が認められないことも考えられます。

(7) 旦那の収入を確認する

子供の親権を得た場合、旦那に養育費を請求できますが、養育費の額の算定には収入が関わってきます。どのくらいの養育費が見込めるか算段したい場合、旦那の収入がどのくらいあるかをあらかじめ把握しておくとよいでしょう。

(8) 別れたいという気持ちに絶対にぶれがないか自問自答する

別れを切り出してものの、心変わりしたり、子供のことを考えるとやっぱりといこともあります。切り出した後に離婚の取りやめもできますが、関係の修復は難しいでしょう。

また、離婚が成立した後ではそれこそ後の祭りになってしまいます。

離婚を切り出す前に絶対に気持ちがぶれないかしっかりと考えましょう。

4、旦那と別れたい!スムーズに離婚する方法

(1) 本気であることを伝える

旦那に本気であることが伝わらないと、真剣に話し合いに応じず煙に巻こうとしてきて、話が進展しません。

そのため、まずは本気であることを伝える必要があります。

本気であることを伝えるには、冷静に別れたい理由をその証拠と共に切々と伝えたうえで、さらに別れた後の生活プランも既に明確に考えてあることを伝えることが重要です。

本気であることを伝えたいがあまり、冷静さを失い感情的になってしまうと逆効果です。

感情の赴くまま口論になり、やはり離婚話を進展されることはできません。

あくまで冷静に伝えましょう。そのうえで、別れたい理由をしっかりと伝えることも重要です。ここが伝わらないと、理由がなく一時の感情で言っているだけと受け取られかねません。

また、別れたい理由となる事実に対して、旦那は「嘘」とか「誇張」といった主張をしてくるかもしれません。そのような主張を受けた場合に、嘘でも誇張でもなく事実であることを証明するための証拠も用意しておきましょう。

さらに、その理由が法定離婚事由に当たる場合は、拒否しても裁判をすれば離婚が認められるほどの理由であることを伝えてもよいでしょう。

妻に経済力がない場合は、旦那は必ずと言ってよいほど「生活していけないだろう」と高を括ります。生活プランも既に考えていて問題なく生活していけることもしっかりと伝えましょう。

以上の点をしっかりと伝えることができれば、少なくとも本気であることは伝わり、話し合いの俎上に乗るはずです。

(2) 条件を明確に伝える

離婚したいという気持ちが強過ぎると、「離婚できるなら」と相手の望む条件に合わせてしまいがちです。

そうならないように、財産分与、慰謝料、親権、養育費、婚姻費用等について、妥当な帰着点を予め算出しておき、その額が妥当であるという根拠と共に説明できるようにしておきましょう。相手の望む条件を安易に飲む必要はありません。

なお、決定した条件は、履行されなかった場合に強制執行できるように公正証書にしておくとよいでしょう。

詳しくは「離婚協議書を公正証書にする方法とその書き方」をご参照ください。

(3) 別居する

離婚協議を進めるにあたり同居をしていることがストレスになったり身の危険を感じたりすることが多くあります。そのような場合は離婚に先駆けて別居するとよいでしょう。

また、離婚話を誤魔化そうとするような旦那の場合には、本気であることが旦那に伝わるという効果もあります。

当事者同士で冷静に協議を進められるのであれば同居のまま進めた方が手っ取り早いのですが、同居しながら冷静に離婚協議を進められるというのは稀で、通常は感情的な言い合いになり収集がつかなくなってしまいます。

そのような場合は、別居したうえで弁護士に交渉を委ねたり、調停を申し立てるたりして、第三者を介した方がよいでしょう。

なお、別居の場合に、婚姻費用として旦那に生活費を請求できる場合があります(後述)。

また、旦那の暴力等によって身の危険があり別居する場合は、通常通りに住民票を移すと旦那に居場所が分かってしまうおそれがあります。

住民票を移す場合は、市区町村に対して住民基本台帳事務におけるDV支援措置を申し出ましょう。

これにより旦那からの住民基本台帳の一部の写しの閲覧」、「住民票(除票を含む)の写し等の交付」、「戸籍の附票(除票を含む)の写しの交付」の請求・申出があっても、これを制限する措置が講じられます。

(4) 弁護士に相談する

有利な条件でスムーズに離婚するためには、やはり弁護士に相談したよいでしょう。

有利な条件を引き出すためには専門家に委ねたほうがベターですし、離婚までの期間も短くて済みます。また、交渉、手続、調査に要する自分の時間も節約できます。

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