肝硬変の末期症状に関する4つの知識~治療・診療・生活のまとめ~

肝硬変の末期症状に関する4つの知識~治療・診療・生活のまとめ~

肝硬変とは、肝炎ウイルスや食生活、またはアルコール多飲の影響などにより肝臓の細胞破壊・破裂が繰り返されることで慢性肝炎が進行し、肝臓が固くなった状態の疾患のことをいいます。

肝臓全体に繊維質が増加して結節化し、結果として血液の循環が滞って、肝機能が低下してしまいます。

今回は、

  • 肝硬変の末期症状
  • 肝硬変と余命
  • 肝硬変の末期と診断された方が必ず知っておくべきこと

について、解説していきます。 皆様のご参考になれば幸いです。

また、B型肝炎による肝硬変が及す影響について詳細に知りたい方は、こちらの記事もご参照ください。この記事でもB型肝炎ウイルス感染者への給付金制度について詳しく解説しております。

1、肝硬変の末期症状はどのような症状が出るのか

肝硬変では、病態の進行に伴い、様々な症状がでてきます。わかりやすい症状の一つとして、腹水があげられます。

腹水とは、腹部に体液が貯留すること、またはその体液のことです。少量であれば大きな症状は発生しませんが、その貯留の量が多くなることで、腹部が膨らみ、さまざまな症状を併発するおそれがあります。

腹水の兆候、または腹水の症状としては、以下のものが挙げられます。

  • 腹部が膨張する
  • 呼吸が苦しくなる、息が切れやすくなる
  • 食欲がなくなる、お腹が膨れやすくなる
  • 下腹部が痛む
  • 消化が悪くなる
  • 便秘気味になる
  • 体重が増える
  • 普段より疲れやすくなる
  • 吐き気がする
  • 足首が膨張する

この腹水への治療の多くは対症療法ですので、根本的な解決は期待できません。腹水が多量になってくると、医師から余命宣告されるケースもあるようです。

腹水以外の肝硬変の症状としては、以下の内容があげられます。

  • むくみやすくなる
  • 吐血、下血する
  • 手のひらが赤くなる

原因肝臓内の血液の流れが悪くなるため

  • 皮膚が黒褐色になる
  • 黄疸が出る
  • 出血しやすくなる
  • 女性様乳房が出現する
  • うとうとしやすくなる
  • 意味不明の行動・言動をする

原因肝細胞の働きが悪くなるため

2、肝硬変末期の余命はどのくらい?

肝硬変の末期症状では、余命を宣告されるケースもあります。

通常、肝硬変の末期症状を完治させることは難しいですが、それでも食事改善や禁酒などにより、その進行を抑えることは可能です。

余命宣告を受けた場合であっても、お酒をやめたり食事改善を徹底すれば、宣告された余命を大きく超えて、生存することができる例もあるようです。

生活の改善を行うことで、余命宣告を受けた後でも、その進行を遅らせることは十分に可能であるということです。

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