3. まさかの変身「鯛めし風いなり寿司」
「最後はちょっと柿の葉寿司界隈の方に怒られちゃうかもしれないのですが……(笑)。『㐂つね(きつね)』にちなんで、いなり寿司にさせてもらいました。中身は少し手間を加えて鯛めしをイメージしたものに」
材料(2個分)
・鯛の柿の葉寿司……2個
・おあげ……2枚(市販の煮てあるもの)
・大葉……2枚
・みょうが……1/2個
・ガリ……1袋(柿の葉寿司についてくるガリを使用)
・割り下風タレ……2g
・おあげ……2枚(市販の煮てあるもの)
・大葉……2枚
・みょうが……1/2個
・ガリ……1袋(柿の葉寿司についてくるガリを使用)
・割り下風タレ……2g
作り方(2個分)
1. 鯛の身と酢飯に分け、酢飯はボウルにうつします。鯛は包丁で粗めに刻み、ボウルに入れます
2. 大葉とみょうがを千切りにし、酢飯の入ったボウルに入れて、割り下風タレも加えて混ぜます
3. おあげをめくり、酢飯を戻し入れて完成です
柿の葉で巻いてひと晩置くと風味がアップ
「そのまま食べてももちろんOKですが、いなり寿司をさらに柿の葉で巻いて、一晩置くと香りが増します。時間はかかりますが、その分グッと深みのある風味に変化しますよ」
柿の葉寿司の新たな魅力を発見
さすがは実力派シェフ、どのアイデアも食材の組み合わせに無駄がなく、柿の葉寿司本来のおいしさはそのままに、その魅力を増大させたレシピでした。そのまま食べるよりは手間がかかりますが、その分新しい柿の葉寿司の世界が待っています。我こそは柿の葉寿司ラバー、という人こそ試してみてほしいですね。
取材・文/岩田知夏