業務スーパー食材で1週間の時短献立!ビッグサイズ豚肉を下味冷凍で節約も

業務スーパー食材で1週間の時短献立!ビッグサイズ豚肉を下味冷凍で節約も

大容量の食品をお手頃価格で購入できる業務スーパー。上手に使って、日々の食費を節約したい!と思っている人も多いのでは。でも実際には大量の食材を使いきれず、余らせてしまうことも…。保存するにも、食材ごとに違う下処理を一度に行うのは大変ですよね。そこで今回は、業務スーパーで買ってきた大容量の豚肉を保存して、主菜に使う献立を1週間分紹介します。
下味をつけて冷凍しておけば、同じ豚肉でも豊かな献立に。家にある野菜や市販のお惣菜で副菜をそろえれば、夕食の準備が簡単にできちゃいます。これから業務スーパーを利用してみたい、という人は、まずはメインだけを準備しておく1週間を試してみてくださいね。

業務スーパーなら1kgの豚肉が約1000円!

業務スーパーなら、こま切れの豚肉が1kgで約1000円。こま切れ肉はいろいろな部位のお肉が混ざっているので、さまざまな料理に利用できます。

冷凍したお肉は、朝のうちに冷蔵庫に入れ替えておけば帰ってきてすぐ調理に使えますよ。豚肉1kgで、1週間の乗り切るための下準備を紹介します。

■すぐ食べる分は冷蔵庫、それ以外は下味をつけて冷凍保存

買ってきたお肉は、まず7等分に。冷蔵庫に保存する分は1日分ごとにラップで包み、冷凍するものはジップロックで小分けにします。

日曜日に買い物に行けば、月曜日と火曜日に使う分は冷蔵庫に保存で大丈夫。それ以降の分は冷凍が安心です。そのときに下味をつけておけば、味つけもばっちり!これだけのお肉では少ないかな、と思うときは、玉ねぎやキノコなどの野菜も一緒に付け込んでおきましょう。あとはまとめて火を通すだけで、栄養もばっちりな一皿になります。

カレーなどに使うときは、下味はつけずに冷凍します。

■副菜はそのとき家にあるもので

主菜の準備ができていれば、副菜や汁物はお弁当や昨日の残りをリメイクしたり、お惣菜を買ってきたり、その日の気分と冷蔵庫の具合によって調整しましょう。

主菜のお肉は野菜にもあう味付けなので、一緒に火を通して大皿料理にしても。冷蔵庫にちょっと残った野菜が立派なおかずになります。

また、卵でとじて丼にしたり、厚揚げを入れてボリュームアップしたりとアレンジも自在!家族の好みにあわせて工夫してみてくださいね。

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■常備しておくと便利なお助け食材も業務スーパーで調達

業務スーパーでの買い出しの時、余裕があれば缶詰などのお助け食材も買っておくと安心です。豆腐も「充填豆腐」と書いてあるものなら、かなり日持ちがします。冷蔵庫に入れておけば、味の濃い献立のときの箸休めや味噌汁の具にはもちろん、水切りして小麦粉をつけてあげれば自家製の揚げ出し豆腐にも。

また、大量のミニトマトや青菜は切って冷凍しておくと、そのまま使える野菜ストックに。じゃがいもなどの根菜も、レンジで加熱してサラダに、油で揚げておやつやつけあわせにと重宝します。業務スーパーのお買い物に慣れてきたら、普段からよく使う食材のストックも習慣にしてみましょう。

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火を通すだけの簡単メイン! あっという間にできる副菜も

フライパン一つでできる、大満足のお肉料理。野菜を足したり具沢山スープを用意したりすれば、それだけで立派な食卓のできあがりです。でも今日はもう一品ほしい…というときのための、簡単にできる副菜アイデアもあわせて紹介します。

■【月曜日】週の最初にスタミナチャージ! 野菜たっぷり豚キムチ

冷蔵庫に保存してあるお肉を野菜と一緒に炒め、火が通ったらキムチを入れます。キムチに含まれる乳酸菌は熱に弱いので、さっと炒め合わせる程度にするのがおすすめです。仕上げに少しだけ醤油を加えると、味がまとまりますよ。

冷凍した青菜は解凍するだけでしんなりするので、そのまま鰹節と醤油をかければお浸しに。忙しいときの味方です。

簡単副菜:冷凍青菜のまるごとおひたし・納豆のせ冷奴など

■【火曜日】卵でボリュームプラス! 豚肉のピカタ

お肉に塩・胡椒で下味をつけ、小麦粉をふって卵を絡めて焼けばピカタのできあがり!ビニールの袋の中で作業すると、洗い物も少なくて済みます。ケチャップやオーロラソース、マスタードとはちみつを混ぜたソースなどお好みでどうぞ。

つけあわせは茹でたもやしにきゅうりやハムを混ぜたサラダや、もずく酢などで手軽に。

簡単副菜:もやしときゅうりとハムのサラダ・もずく酢など

■【水曜日】大人も子どももみんな大好き! 生姜焼き

週の真ん中水曜日。ここからはいよいよ冷凍しておいたお肉を使います。数日寝かせたお肉は下味がしみ込んでいるので、味付けいらず!そのまま焼くだけで、あっというまにメインの一品ができあがりです。冷凍したフリージングパックは朝のうちに冷凍庫から出し、冷蔵庫へ移しておきます。

生姜・醤油・みりんと薄切りの玉ねぎを一緒に付けておいたお肉を焼いて、スライスしたキャベツとともにお皿に盛りつけければ、豚肉の生姜焼きも簡単に。キャベツを太めに切って電子レンジで柔らかくしたものの上に焼いたお肉を乗せれば、お肉の味が染みたキャベツもおいしい!子どもも、もりもり食べてくれますよ。

茄子やピーマンも生姜との相性抜群。お肉が少ないな、というときにも大満足です。

簡単副菜:千切りキャベツにスライサーで細くしたニンジンを混ぜても

■【木曜日】塩だれで野菜もおいしい! 豚肉の塩だれ

塩とごま油、ニンニク、鶏がらスープの素などで味付けした塩だれにお肉をつけて冷凍しておけば、ご飯のすすむスタミナ味に。漬け汁を多めにしておけば、冷蔵庫の野菜を一緒に炒めても味が薄くなりません。

付け合わせには電子レンジで柔らかくしたジャガイモとソーセージに、大人向けにはハニー・マスタードや黒コショウで味付けしてピリッと刺激的に。豆腐の味噌汁や厚揚げを焼いたものを合わせて、和風定食風にしても◎。

簡単副菜:電子レンジで簡単ハニー・マスタードポテトなど

■【金曜日】ほったらかしで簡単! 豚肉のホイル焼き

すりおろし玉ねぎと醤油・みりんに漬け込んだ豚肉は、野菜と一緒にホイル焼きに。火が通るまで少し時間がかかりますが、アルミホイルで包んで水を張ったフライパンで加熱するだけの簡単調理です。

豚肉の下味がそのまま野菜にもしみ込むので、調理後はそのまま食卓へ。アルミホイルを上手に使えば、洗い物も簡単に済みます。

もっとがっつり食べたい気分のときは、つけあわせは春雨でボリュームを足したサラダに。逆にヘルシーな食卓にしたいときはごはんと味噌汁だけでも。野菜もお肉もたっぷりの一皿なので、その日の気分で調整できますよ。

簡単副菜:春雨サラダ、キャベツの浅漬けなど

■【土曜日】魚メニューでお馴染み!豚肉の味噌漬け

魚の切り身でもおいしい味噌漬けは、味噌と砂糖、酒を袋の中でよく混ぜてお肉を漬けるだけ。味噌が多いと焦げやすいので、フライパンに入れるときには適度にぬぐってください。同じフライパンで茄子やピーマンを焼いてもおいしいですよ。

簡単副菜:焼き野菜など

■【日曜日】定番メニューで冷蔵庫をすっきり! 具沢山カレー

豚肉使いまわしの1週間、最後はみんな大好きなカレーです。冷蔵庫の中に余っている野菜やソーセージなどを入れてもいいですし、ボリュームが足りなければ、目玉焼きやとろけるチーズを足しても。圧力鍋を使うと、短時間で野菜も柔らかくなります。

つけあわせは市販品や簡単なサラダで、1週間の疲れを癒しましょう。

簡単副菜:ゆで卵サラダ、板わさ、市販の漬物など

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