「鶏肉」を使ったおいしい料理が満載の筋肉料理人さんのフーディストノート公式連載。今回は、急に寒くなってきた今の時期にぴったりな熱々レシピ、「せせりの鶏肉豆腐」を教えていただきます。焼き鳥でもおなじみのせせりは、焼いて食べるのはもちろん、煮てもおいしい!ぷりぷりとした食感で旨味もたっぷりなので、スーパーで見かけたらぜひ手にとってみてくださいね。燗酒ともよく合いますよ。
こんにちは、筋肉料理人です!今日、ご紹介する料理は「せせりの鶏肉豆腐」です。
せせりは鶏の首周りのお肉で、焼鳥屋さんのメニューでもお馴染みです。ぷりぷりとした食感に旨味が強いおいしい部位で、実はこれが焼くだけでなく煮てもおいしいのです。
今回のレシピでは、焼き豆腐と合わせて肉豆腐仕立てにしました。10月も後半に入り、急に寒くなってきたので熱々のメニューがあると嬉しいですね。燗酒とも合いますよ。
わたしの住む佐賀県では、10月前半は30℃越えをしていたのに、18日を過ぎてから20℃くらいとイキナリ晩秋の気温になりました。夜はほんとに寒くなり、こんな時に食べたくなるのが煮込み料理です。熱々の肉豆腐なら七味をふってピリッとさせれば酒もいけるし、体も温まります。ご飯に汁ごとかけて肉豆腐丼って食べ方もおすすめです。
「せせりの鶏肉豆腐」レシピ
材料2人分
せせり…200g
焼き豆腐…1丁
長ねぎ(太めの物)…1本
しいたけ…4枚
砂糖…大さじ2・1/2
サラダ油…小さじ1
七味唐辛子…適宜
A
しょうゆ、日本酒…各大さじ2・1/2
出汁…1/2カップ
作り方
1. せせりは軟骨が残っていることがあるので、残っていたら切り取り、食べやすく切ります。
2. 長ねぎは斜めに笹切り、焼き豆腐は8等分くらいに切ります。しいたけは軸を切り取って石突きを切り捨て、かさの部分は半分に切ります。
※軸は冷凍しておき、チャーハン等の炒め物に刻んで使ってください
3. フライパンにサラダ油を入れて中火にかけます。すぐにせせりを入れ、砂糖をまぶして炒めます。
※砂糖をまぶして炒めることで、加熱しても固くなりにくくなります
4. せせりの色が変わったらAを加え、焼き豆腐、長ねぎ、しいたけを入れ、アルミホイルで落し蓋をし、軽く煮立つ火加減で10分程煮ます。
皿に盛り付け、お好みで七味唐辛子をふって頂きます。
「せせりの鶏肉豆腐」の完成です!
せせりはぷりぷりした食感で、焼いた時よりあっさりめの味わいです。長ねぎにはせせりの旨味が入った煮汁が染みこみ、焼き豆腐と一緒に食べると旨い!
温かいのをつまみつつ、燗酒をすすると、これから秋が深まってくるんだなあと季節感を感じます。
せせりは塩焼きが定番ですが煮てもおいしかったです。せせりが手に入らないときは鶏もも肉を薄く切って使うといいでしょう。「せせりの鶏肉豆腐」をぜひお試しください。
配信: フーディストノート