モラハラ男は特徴でチェック〜対処法・別れ方を弁護士が解説

モラハラ男は特徴でチェック〜対処法・別れ方を弁護士が解説

夫や彼氏の言葉や態度に傷つけられ「モラハラではないか」と思っていても、自分では判断に迷う女性は少なくありません。

モラハラ男の特徴や見分け方を知って、夫や彼氏がモラハラ男は一度しっかりチェックしてみてはいかがでしょう。
そのうえで、離婚や彼氏との別れなど、今後のことやモラハラへの対処など状況改善について考えてみてはいかがでしょうか。

夫や彼氏の言動がモラハラになるのか迷っている女性に弁護士が見分け方や対処法などを解説します。

1、モラハラ男の「モラハラ」の意味とは

言動や態度で心を傷つける精神的ないじめを「モラルハラスメント」といいます。
モラハラはモラルハラスメントの略です。人格否定や罵倒、物にあたり散らして恐怖を与える、無視する、すぐに怒る、などがモラハラに該当する可能性があります。

内閣府が3年ごとに行っている「男女間における暴力に関する調査」の令和2年版によると、既婚者のうち4人に1人は配偶者から何らかの暴力を受けたことがあるという調査結果が出ています。

暴力は殴る蹴るだけを意味するのではなく、暴言や人格否定といった精神的なものも含まれます。

調査では、精神的な暴力など何らかの被害を受けている妻のうち10人に1人は繰り返し被害を受けているという結果も出ています。
彼氏のいる女性のうち6人に1人はモラハラを含む何らかの被害を彼氏から受けていることが分かりました。

既婚女性や彼氏のいる女性にとってモラハラは決して他人事ではありません。
すでに明確なモラハラを受けているケースだけでなく、気づかずにモラハラの被害者になっているケースも考えられます。

2、夫や彼氏など男から受けるモラハラの種類

夫や彼氏などのモラハラは4つの種類(タイプ)に分けられるといわれています。

夫や彼氏の言動から「モラハラを受けているかもしれない」と悩んでいる人は、夫や彼氏の言葉からモラハラチェックをすることが可能です。

モラハラを4つの種類について具体例を交えながら説明します。
夫や彼氏の言動からモラハラの可能性が高いかチェックしてみましょう。

(1)暴言や人格否定タイプのモラハラ

言葉の暴力によって妻や彼女を傷つけるタイプのモラハラが「暴言や人格否定タイプ」の特徴です。

たとえば妻に対して「お前は何をやっても駄目な人間だ」「生活できているのは俺のおかげだ」と繰り返し言う夫がいたとします。
妻はあまりに繰り返し駄目人間と言われるものですから、自分への自信を失くしてしまいました。
事あるごとに夫が妻に恩着せがましく「俺のおかげで生活できている」と言うものですから、夫に逆らえなくなってしまったのです。

言葉で夫が妻の心を傷つけることは精神的な暴力ではないでしょうか。
暴言や人格否定タイプのモラハラだと判断される可能性があります。

(2)妻や彼女を無視するタイプのモラハラ

夫婦喧嘩をして怒りから「もう口を聞かない」「こっちこそ」と夫婦で一時的に無視し合うことはありえます。
夫婦の片方が相手の態度に怒って「謝るまで口を聞かない」と怒ることもあり得ることかもしれません。
妻や彼女を無視するタイプのモラハラは、喧嘩による一時的な無視とは異なります。
一方的に無視されたり、長期に渡って無視されたりする傾向があるのです。
夫や彼氏の気分次第で無視されることもあります。
このようなケースは無視タイプのモラハラに該当する可能性があります。

(3)舌打ちや物に当たるなど暴力的な態度を示すタイプのモラハラ

暴力的な態度を示すタイプのモラハラは妻や彼女の心を傷つける手段として行動や態度を使うのが特徴です。
舌打ちやドアを乱暴に閉めるなど、妻や彼女が不快感を覚える態度や恐怖を覚えるような行動がよく使われる傾向にあります。

例えば、夫は妻が自分の思い通りにならないとテーブルを叩いたり、わざとテレビのリモコンを投げたりしたとします。
夫は妻に直接物を投げることや、拳を振るうことはありませんでしたが、妻にとっては恐怖でした。

このようなケースは態度で傷つけるタイプのモラハラに該当する可能性があります。

(4)生活費を入れないなど経済タイプのモラハラ

夫が家庭に生活費を入れない場合や同棲しているのに生活費をまったく負担しない場合などは、ケースによっては経済タイプのモラハラにあたる可能性があります。

たとえば夫が体調を崩し一時的に家庭にお金を入れられない状態になったとします。
このようなケースは理由あってのことです。
しかし夫が悪意からわざと家庭にお金を入れない場合はどうでしょう。

妻を精神的に追い詰めるためにわざと家庭にお金を入れないケースや生活費まで使ってしまうケース、浪費やギャンブルで借金を作って妻を困らせるケースなどは経済タイプのモラハラだと判断される可能性があります。

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