熱湯30秒で作れるカツ丼!? Twitterで18万いいね、未来的すぎる「フリーズドライの匠」を入手

熱湯30秒で作れるカツ丼!? Twitterで18万いいね、未来的すぎる「フリーズドライの匠」を入手

SNSで話題沸騰中、アマノフーズの「フリーズドライの匠 」シリーズ。お湯をかけて30秒ほど待つだけで、できたてのチキンカツの玉子とじが味わえる、魔法のようなアイテムをレビューします。時代もここまできたか……そう思わざるを得ません。

「ついに未来がきてしまった…」と話題の食品

技術の進歩は素晴らしいもので、いまやみそ汁だけでなくありとあらゆるものがフリーズドライに加工されています。そんななか「フリーズドライの常識を超えた」とSNSをざわつかせているのが “フリーズドライの匠” シリーズです。

つい先日、同シリーズの「海老天とじ丼の素」が話題になるも即完売の大ヒット。Twitterでは「お湯を注ぐだけで海老天丼出現。近未来感がすごい」といった投稿が、18万いいねを集めるほど注目を集めました。

アマノフーズ「チキンカツの玉子とじ」

「チキンカツの玉子とじ」2食入/1,000円(税込)

販売しているのはフリーズドライアイテムを豊富に扱うアマノフーズ。前作のヒットを受けて10月25日(月)から、かつて発売され人気を誇った「チキンカツの玉子とじ」が再販されました。

そもそも “揚げもののフリーズドライ” の概念がなかった筆者、チキンカツや海老天丼がフリーズドライになるだなんて、にわかに信じがたいのですが……。

原材料はチキンカツそのもの

筆者の中でフリーズドライとえば、お味噌汁かスープ、はたまたインスタントラーメンの薬味などのイメージしかありませんでした。ドドンと直径15cmはあろうかという大きさのフリーズドライに驚くばかり。パッケージにプリントされた玉子とじが実においしそうですが、お湯を注ぐだけでこんな風に再現できるのか、いささか不安ではあります。

原材料は、チキンカツ(鶏肉、パン粉、植物油脂、液全卵)など。ごく一般的なチキンカツ丼の材料がずらりと並びます。ちなみに主役となる鶏肉は国産のものだけを使用。脂っこさがなく、弾力がありながらもやわらかい肉質に定評があるのだそうです。さらに、国産の玉ねぎや青ねぎを使用し、ふんわりたまごで包み込んだというこだわりっぷり。

袋から出してみると、スープやみそ汁のフリーズドライのような大きな塊が。外側からではお肉も見えませんが……。

アマノフーズの公式サイトに開発秘話が掲載されていました。それによると「カツのように大きなお肉をお湯で戻すのはむずかしく、フリーズドライに適した条件の鶏肉を求めて試作を繰り返した」とのこと。確かに、一般的に見るフリーズドライと比べ、加工のしにくさがあったことは容易に予想できます。

お湯を注いで30秒待ってみると…

気になる作り方ですが、フリーズドライを底が少し深めの器に移し、120mlの熱湯を注いで約30秒待つだけ。30秒経ったら箸で軽くほぐして完成です。お湯の入れすぎにはくれぐれも注意してくださいね。ほぐすときには衣がはがれないよう慎重に、慎重に……。お湯を注ぐときも低い位置から全体にやさしく注ぐ方がよさそうです。

鶏肉をさばいて衣をつけて揚げ、出汁を取って調味して卵でとじるまで、どんなに手際が良くても20分はかかりそうなものが、お湯を注ぐだけなんて!実際に食べる前からすでに感動が止まりません。