1990年に復刻して約30年、名品に再び光をあてる!ニッコーが「柳宗理の器」を発売



ニッコーは11月17日(水)、日本を代表するインダストリアルデザイナー柳宗理(やなぎそうり)氏がデザインした「柳宗理ボーンチャイナシリーズ」を新たに同社公式オンラインショップ、及び11月6日(土)にオープンした同社の新店舗「LOST AND FOUND TOKYO STORE」・「NIKKO SHOWROOM / STORE」にて発売する。

名品に再び光を

柳宗理氏が1952年頃にデザインした初期の代表作「松村硬質陶器N型シリーズ」を、1990年にニッコーが素材を変えて復刻し、約30年の節目となる2021年に販売権も引き継いだ。モノがあふれる時代だからこそ、確かな技術に基づいて長い間作り続けられてきた名品に再び光をあてたい。

柳宗理の初期の代表作

N型シリーズは、商品の品質向上を目指し、合わせて近代的な生活を実現しようという運動である戦後のグッドデザイン運動の隆盛にのって広く流通し、柳氏の初期の代表作となった。1980年代には既に廃盤となっていたが、透明感のある美しさを備えたボーンチャイナに素材を変えてリ・デザインされ、1990年に同社のボーンチャイナで復刻した。その後、佐藤商事と柳ショップにより販売され、戦後日本を代表するテーブルウェアとして今もなお愛されている。