もやしは意外にも栄養がある!含まれる栄養素と期待できる効果
「もやしにはあまり栄養がない」と聞いたことはありませんか?しかし実際にもやしの栄養成分をみてみると、私たちの健康に役立つ成分が含まれていることがわかります。
アスパラギン酸
もやしに含まれる栄養成分の中でも特に注目されているのが「アスパラギン酸」です。もやしの中でも大豆もやしにとりわけ多く含まれます。アスパラギン酸とはたんぱく質を構成するアミノ酸のひとつであり、身体の中で窒素やエネルギーを代謝するサポートをしてくれます。
人に対する研究はまだ十分ではありませんが、アスパラギン酸は疲労回復に働きかける効果が期待されています。またアミノ酸は身体の筋肉を維持するために欠かせないため、しっかりと摂ってほしい栄養素です。
ビタミンC
ビタミンCにはコラーゲンの生成を助ける役割があり、肌の弾力やうるおいをキープする効果が期待できます。またビタミンCは鉄分の吸収をよくしてくれるため、貧血気味の方は鉄分の多い食品と一緒に摂るのがおすすめです。
カリウム
もやしにはカリウムも多く含まれます。カリウムは身体の中の余分なナトリウムの排泄を促し、水分量を調節してくれるため、むくみや高血圧の予防にもつながります。ダイエット中にむくみが気になるという方にも大切な栄養素ですね。
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もやしは見た目やその味わいから「栄養がない」と思っている方も多いのではないでしょうか。でも実は、もやしには身体に不足しがちなさまざまな栄養素が含まれており、ぜひ取り入れたい野菜のひとつです。今回はもやしの栄養と期待される効果、おすすめの食べ方について管理栄養士が解説します。
もやしを使った料理のカロリーと糖質の量は?
もやしは調理法や調味料、合わせる食材によってカロリーや糖質の量が大きく変わってきます。
たとえば蒸し調理や茹で調理だと比較的低カロリーですが、油を使って炒めたり、マヨネーズやごま油など脂質の多い調味料で味付けをしたりすると、カロリーが高くなります。ダイエット中にはレシピの調理法や味付けもしっかりと確認してみましょう。
いくつか具体例として、もやしを使った料理のカロリー・糖質の量(1人分)をご紹介します。
小松菜と豆もやしのレンジナムル(62kcal、糖質1.0g)
小松菜と豆もやしのレンジナムル
小松菜、大豆もやし、白いりごま、○にんにくチューブ、○鶏ガラスープの素(顆粒)、○ごま油
調理時間:10分
ツナともやしのレンジ和え(156kcal、糖質2.2g)
ツナともやしのレンジ和え
ツナ缶詰(油漬け)、もやし、○にんにくチューブ、○鶏ガラスープの素(顆粒)、○ごま油、塩・こしょう、白いりごま
調理時間:5分
牛肉と豆もやしの韓国風炒め(278kcal、糖質8.8g)
牛肉と豆もやしの韓国風炒め
牛こま切れ肉、豆もやし、焼肉のタレ、○焼肉のタレ、○コチュジャン、○酒、ごま油
調理時間:10分
ニラもやしチーズチヂミ(317kcal、糖質27.5g)
ニラもやしチーズチヂミ
もやし、ニラ、卵、○ピザ用チーズ、○片栗粉、○薄力粉、○鶏ガラスープの素(顆粒)、●ポン酢、●コチュジャン、●ごま油、ごま油
調理時間:15分
配信: トクバイニュース