男性ばかりの職場で働いていた女性の体験談です。彼女は生理痛が重かったそうですが、職場にはそれを相談できる人がおらず……。そんななか、彼女を激しい生理痛が襲って……?
22歳ごろのことです。当時、私が働いていたのは男性ばかりの職場。生理がかなり重かった私には、生理痛の悩みを相談する人がいませんでした。そんなとき、ある失敗をしてしまったのです。
「生理痛がつらい」と周りに言えない!
当時生理痛がかなりひどく、月経中は鎮痛薬が手放せない日々を送っていた私。そのときの職場は男性ばかりで、生理痛の悩みを話せる人はいませんでした。
ある日、職場で下腹部の痛みと共に生理がきてしまったとき、なんと、頼りの鎮痛薬を忘れてしまったのです。鎮痛薬なしでは、下腹部痛がひどくて仕事に身が入りません。また、自分でも、顔色が悪くなっていくのを感じるほど。さらに立ち仕事だったので、座ることもできず、自分がフラフラしているのが手に取るようにわかりました。
周囲は男性ばかりだったこともあり、恥ずかしく、生理を理由に少し休ませてもらうことが言い出せえなかった私は、「だったら頭痛などの他の理由で休ませてもらおうか……」と頭の中で考えていました。しかし、そのうちに、膝がガタガタと震えてきたのです。
男性の生理への理解度がわからない
私は立っていることができなくなり、思わずその場にしゃがみ込んでしまいました。近くにいた職場の男性が気づき、声をかけてくれたときには、言葉も出なく生理痛と我慢の限界で涙が溢れてきました。
当時の私は、つらすぎて「なぜこんなにつらいのに、誰にも相談できず、何もなかったかのように働かなくてはいけないのだろう……」とすら思ってしまいました。
その後、医務室で休ませてもらい、上司の男性に事情を説明することに。そのときの私は、「男性上司に生理痛を理解してもらえるのかな。怠けだと思われないかな。突然、泣いてしまったことで信用を失われていないかな……」など良からぬことばかりが頭の中で駆け巡っていました。
配信: ベビーカレンダー(ライフ)