贅沢で美味しい「カニ雑炊」のレシピ。冷凍ガニの正しい解凍方法も解説

贅沢で美味しい「カニ雑炊」のレシピ。冷凍ガニの正しい解凍方法も解説

クリスマス、お正月と冬はイベント続き。疲れた胃腸に優しい料理が恋しくなりませんか?

消化がいい料理といえば、雑炊が定番です。ちょっと味気ない印象がある雑炊ですが、カニを入れれば、一気に豪華なメイン料理に!だし醤油とカニ缶でも作れますが、かつおでだしを取り、殻付きのカニを使うとお店のような美味しさになりますよ。

この記事ではカニの旨味をダイレクトに感じられる、美味しいカニ雑炊のレシピを紹介します。
冷凍ガニの正しい解凍方法もまとめているので、お正月のカニが残っているというご家庭もぜひ参考にしてくださいね。

カニ雑炊のレシピ

カニの旨味を味わうために味付けを薄めにするのがおすすめ。味見して物足りなく感じたら、塩か白だしを足してください。

材料(2人分)

  • ごはん 200g
  • 殻付きのカニ 70〜100g
  • 卵 2個
  • 醤油 大さじ1/2
  • 三つ葉 適量

<かつおだし>

  • 水 1L
  • かつお節 30g

※だし汁を使う場合は450ml

作り方

かつおだしを取ります。

鍋に水を入れて沸騰したら火を止めます。

かつお節を入れて2分おきます。

ザルにキッチンペーパーをしき、 を注ぎます。

かつお節を絞るとえぐみが出るため、1〜2分かけて自然にだし汁を濾します。

450ml分、量ります。

カニ身を殻から取り出し、軽くほぐします。(トッピング用に、殻付きのまま少し残してもOK)

ごはんをザルに入れて水で洗い、表面のぬめりをとります。

鍋にかつおだし450mlと醤油を入れて火にかけます。

沸騰したら、ごはんとカニ身を入れてサッとかき混ぜます。

再度沸騰したら、溶き卵を菜箸に伝わせながらゆっくり回し入れます。鍋肌に近いところから中心に向かって回し入れ、8割程度固まったら2〜3回大きくかき混ぜます。

火を止めて蓋をし、2〜3分蒸らします。

器に盛りつけて三つ葉をちらしたら完成です。

冷凍ガニの美味しい解凍の仕方

冷凍のカニは「身がぱさつく」「旨みが少ない」と思っていませんか?そんな方は解凍方法が間違っている可能性があります。美味しく解凍するコツを伝授します!

ボイルされた冷凍ガニは、冷蔵庫で解凍

ボイル済みの冷凍ガニを常温や電子レンジで解凍すると、急激な温度変化によりドリップ(水分や旨味成分など)が多く出てしまいます。そのため低温でじっくり解凍するのが基本。
ボイルされた冷凍ガニの解凍方法は以下の通りです。

乾燥しないようにキッチンペーパーか新聞でカニを包み、ビニール袋に入れます。

バットに置いて冷蔵庫に入れます。

12〜24時間かけてゆっくり解凍します。

乾燥を防ぐため、冷凍ガニは薄い氷の膜に覆われています。そのため解凍すると水分が多く出るので、バットに乗せて冷蔵庫に入れましょう。

生の冷凍ガニは流水で解凍

生の状態で冷凍されたカニは品質が変化しやすいので、短時間で解凍するのが基本です。
生の冷凍ガニの解凍方法は以下の通りです。

カニをサッと流水で洗います。

チャック付ビニール袋に入れて、できるだけ空気を抜きます。

カニがしっかり浸かる大きさのボウルに水を張ってを浸けます。

水を細く出して流水解凍します。

変色や劣化を防ぐため半解凍の状態で調理するといいでしょう。

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