育休半年家族のメリット
そして迎えた出産。宣言通り、夫は育休に入り、産後は私の体の回復状況に合わせて、2人で家事・育児の分担をしました。おむつ替えや抱っこ、沐浴、ミルクにげっぷ、洗濯、炊事、掃除、買い物……ママしかできない「母乳をあげること」以外の行為はすべて夫も担当してくれました。
私にとって何よりのメリットは、2時間程度のまとまった睡眠を取れたことです。昼夜問わず30分~1時間おきに泣いてしまう赤ちゃんを彼に任せ、ひとりで眠る時間が取れたのは心底「助かった!」と思いました。
夫にとってのメリットとしては、単なる育児スキルの上達だけではなく、子どもがパパ大好きになってくれたこと。彼が育休から仕事に復帰してからも、子どもとの関係性が良好なのは、退院後からずっと一緒にいてくれたパパに、子どもが安心感を持っているからだろうと想像できます。
また、夫婦間のメリットは、育児のしんどい期間を共に過ごしたので連帯感が生まれ、お互い「ありがとう」を言い合えるようになったことです。家事・育児の負担感が経験としてわかるため、「あ、おむつ替えてくれたんだ。ありがとう」「お皿を洗ってくれてありがとう」と小さな感謝の声掛けを随時するようになりました。
ポジティブな言葉をかけ合う習慣のおかげか、体はヘトヘトに疲れていても、精神的にイライラすることはなく過ごせています。
家庭にはさまざまな事情があるので一概には言えませんが、わが家は夫が半年間育休を取ってくれて本当によかったと思います。彼がいなければコロナ禍での孤立育児でよりしんどい思いをしていたことでしょう。勇気を出して育休を取り家族を守ってくれた彼に、心から感謝しています! また、夫婦間の絆も強くなったと実感しています!
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著者/ココロナナコ
配信: ベビーカレンダー(ライフ)
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