男性育休促進とともに、手作り不要な離乳食を推進したい。楽なら継続できる

離乳食の調理

離乳食初期はお粥や野菜など単品の組み合わせなので調理の手間は少ないのですが、下ごしらえに思いのほか労力がかかります。

例えばブロッコリーはドロドロになるまですりつぶします。離乳食用の小型ザルとすりこぎ棒でグリグリ…

1分すりおろしたら、散らばったブロッコリーを中央にまとめてグリグリ…。これを20回くらいやると下のカップにドロドロのブロッコリーがそこそこ溜まります。1週間分まとめて作る場合は、必要量になるまでグリグリグリグリし続けます。

簡単な作業なのですが、とにかく進まないので精神的に疲れます。仕事に例えると、ファイル名の微修正作業を数百ファイルひたすら手作業でやり続ける感じです。

10倍粥なども、ひたすらゴリゴリ…

そして冷凍保存用タッパーにまとめると・・・できた量の少なさに驚きます。

良く言えば努力の結晶です。いや忍耐の具現化、と言うべきでしょうか。時間も体力も使うのでやり切った感じになりますが、ここまでは単なる事前準備です。

離乳食を食べさせる

面倒な工程を経て、ようやくメインパートにたどり着きました。

しかし食べさせるのもひと苦労です。個人差や体調にもよりますが、とにかく進みません。気に入らないと、容赦なくペッペッと吐き出します。

しかも空腹になりすぎると泣いて食べられない、食べられないから泣く、というパラドックスのようなことも起こります。そのため小さじ1杯分の食事を摂らせるのに数分かかったりします。

小さじ10杯は食べさせたいのに…

前述のように手間ひまかけて作った食べ物は、容赦なく残されます。

「モッタイナイ」と叫ぶ環境保護論者も、忍たま乱太郎に出てくる食堂のおばちゃんもお手上げです。

加えて、食後すぐに哺乳瓶での授乳もあります。