下ごしらえ
・トマトはタネを除き、さいの目に切る
作り方
1. キャベツを丁寧にはがし、電子レンジで加熱する
「キャベツをお湯でゆでるのは、重たい鍋や大量のお湯を準備するので大変!便利な電子レンジを使ってラクしましょう。春キャベツは水分が多いので、電子レンジ調理に適しているんですよ」
2. 玉ねぎを炒める
「炒めるのが面倒だったら生のまま使って、シャキシャキした食感を楽しんでもいいと思います」
「玉ねぎが温かいとお肉が緩んでしまうので、少しでも冷やしたい。お肉を混ぜている間、冷蔵庫に入れておきましょう」
3. 豚ひき肉をよく混ぜ合わせる
「今回はやわらかいタネにしたいので豚ひき肉を使います。スーパーのひき肉は肉と脂が結合していないので、このまま焼くと旨味が流出しちゃうんです。だから、ここでひき肉をしっかり混ぜましょう。ハンバーグ専門店では電動ミキサーでガーっと混ぜるほど、とても重要な工程です」
「ひき肉を結合させてから塩を加えたほうが、より混ざりやすいんですよ。たんぱく質の網目構造もしっかりできて、ジューシーな仕上がりになります」
4. 玉ねぎ、卵、ケチャップ、黒こしょうを加えて和える
「ここから混ぜ方を変えましょう。捏ねるというより、和えるイメージです。混ぜすぎると玉ねぎから水分が出てきてしまうので注意してくださいね」
5. チーズを合わせ、5等分にする
6. キャベツで包む
「キャベツの中に空気が入ると、膨張して穴が開いたりはがれたりするので、空気を追い出すように少し圧をかけながら丸めましょう。キャベツの葉が小さい場合は、2枚並べて大きさを補ってください」
7. ベーコンをじっくり炒める
「鍋底の茶色いものはベーコンから出た旨味成分で、フランス料理では『シュック』と呼ばれます。このままだと焦げになってしまいますが、少量の水に溶かしてスープの旨味にしましょう」
8. ロールキャベツ、ベーコンを加える
「煮込んでいるときに対流でロールキャベツが動かないように、ギューっと詰め込んでくださいね」
9. 水を加えて20分煮込む
「ローリエに加えてタイム、オレガノ、バジルといった南フランス系のハーブを加えると、ぐんと風味が加わって大人の味わいに変わります」
10. 具を取り出し、水、トマトを加えてひと煮立させる
クレソンやハーブなどのグリーンを添えるとよそいきのひと皿になりますよ!