公家の中でも相当な経済格差があった
堀江 ところが、その息子が就学する年齢になっても北小路家の経済状況がおもわしくないので、それを憂慮した白蓮は息子を京都から東京・目白の自宅に呼び寄せ(彼女はすでに宮崎龍介という男性と再婚していた)、そこから彼を学習院に通わせたという話もあります。公家の中でも相当な格差があったというお話です。
ほかにも現代の我々が考えるような学校や教育の常識は、戦前・戦後をとわず、天皇家の教育事情に関していくと通用しないことが多いようです。天皇家の教育に(歴史的に継続した)伝統など存在しないと言い切れるほどでした。
次回から詳しくお話していきます。
配信: サイゾーウーマン
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