小さい子を置いていく…放置ママ友の実態!

第79回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
小さい子どもは色んなことに興味津々。場合によっては、事故やけがの恐れがある危険なことをしていることも…。そんな時いつでも対応できるように、見守っていてあげるのがママ(パパ)の役目ですよね。しかし、おしゃべりに夢中になって子どもを放置するママが増えているようです。

小さい子を置いていく…放置ママ友の実態!

●放置ママ友の特徴!

放置ママ友の特徴として、

1)何ごとも自由にやらせている
2)髪や洋服に気を遣っている

ということが挙げられるようです。遊びだけでなく、勉強についてもあまりガミガミ言わない方針のママもいますよね。「なんでも自由にのびのびと」というママは、知らないところで迷惑をかけているかもしれません。自由にさせるのはいいですが、子どもがどこで何をしているか、最低限のことは把握する必要があります。また、「身だしなみに気を遣っているママ」ですが、最低限のマナーとしてならいいのですが、そういうママのなかには「汚れたくないから子どもと一緒に遊ばない」という人が多いのだそう。砂場で遊んでいたり、泥遊びしていたり、子どもの遊びは汚れることが多いです。子どもがそういった遊びをしている時、離れたところでおしゃべりに夢中になったり、ケータイをいじっていたりするママは増えているのだとか。

●悪意のない放置ママ友!

実は、あなたが放置ママの予備軍になっている可能性も…。他のママ友に子どもを任せておくことだけが放置ではありません。「子どもが寝ている間に用事を済ませる」「静かにテレビを見ているからちょっとコンビニへ」ということはありませんか? ネット上で、こんな話をみつけました。

夜9時頃、近所で子どもが大泣きしていました。しばらくして泣き声がやみ、今度はその子の母親の泣き叫ぶ声が聞こえてきたのだそう。近所の人たちで協力して探し、子どもはみつかったそうですが、原因を聞くと、「子どもが眠ったので、少しでかけたら、自分で鍵を開けて外に出てしまった」とのこと。

目が覚めてママがいないことに気づき、探しに行ったことがきっかけでこの騒動は起きたようです。「寝ているから少しくらい」という油断は、何か事件に発展するかもしれません。このケースは留守番とは違い、「放置」と同じなのではないでしょうか?

●一番の被害者はママ友ではなく子どもたち!

放置ママ友のトラブルで問題なのは、一番の被害者が子どもたちだということに気づいていない点です。公園でいつも放置するママが来ると、面倒を見たくないのでみんなで帰ってしまうというケースがあります。たしかに放置ママは悪いですが、その子どもはみんなと一緒に遊びたかったはず。子どもにはなんの責任もないのに、仲間外れになってしまう。放置ママ友の悪いところにばかり目が行って、子どもの気持ちに気づいてあげられないのが現状のようです。また、放置されている子の多くが、他のママ友に抱っこや肩車をせがんでくることがあるのだとか。自分のママには、「髪がぼさぼさになるから」と拒否されるので、他のママ友にお願いするしかないのかもしれません…。

「ひとりの時間がほしい」と、放置するママも多いようですが、子どもにも被害が及ぶという認識が大切ですね。どうしてもという時は、ひと声かけて「預かってもらう」ようにする。子どもに何かあってから後悔しても、手遅れです。今一度、考え直すことが必要ですね。
(文・明日陽樹/考務店)

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