愛犬の皮ふを守るには“洗い方”が重要!ライオン商事が「もふもふ洗い」を推奨

ペット用品の製造・販売を行うライオン商事では、泡で出てくるリンスインシャンプーを使用した、やさしくマッサージするような洗い方を「もふもふ洗い」と命名し、愛犬の肌をいたわったシャンプー方法を推奨していく取り組みをスタートした。

「愛犬へのシャンプー習慣」アンケート調査を実施

2021年(令和3年)全国犬猫飼育実態調査によると、1年以内新規飼育者の飼育頭数は、犬・猫共に新型コロナ流行前の2019年に比べ、2020年、2021年ともに増加しており、コロナ禍で新たに犬を飼う人が増えていることが伺えるという。今後もペット新規飼育関連商品のニーズの高まりが予想される。

今回、ライオン商事は、愛犬家9822人を対象に、「愛犬へのシャンプー習慣」に着目した生活者アンケートを実施。

調査の結果、「愛犬のために低刺激性のシャンプーを選んでいる」と回答した人は全体の57.1%と過半数を超え、「愛犬の皮ふにやさしくシャンプーをしたい」と思っている飼い主が多いことがわかった。

一方で、「自分で洗うと、愛犬の皮ふを傷つけていないか不安」と回答した人は全体の14.8%にとどまり、「洗い方による皮ふへの影響」に対する意識は低いという事実が判明した。

泡立ての必要がない「泡シャンプー」を

こうした調査結果を受け、獣医師の遠山洋美氏は、“シャンプーをごしごし泡立てながら洗うことは、犬の薄い皮ふに負担がかかる心配がある”と注意を促す。

同氏は、“犬の皮ふの最外層の表皮は、実は「ヒトの1/3程度の薄さ」しかなく、とても繊細。低刺激性のシャンプーを使うことはもちろん、泡立ての必要がない「泡シャンプー」を使った、ごしごし摩擦の少ないやさしい洗い方がおすすめです”と、「洗い方」の重要性を指摘している。