不倫慰謝料は浮気相手だけに請求できる?求償権や慰謝料請求の注意点を解説

不倫慰謝料は浮気相手だけに請求できる?求償権や慰謝料請求の注意点を解説

3、浮気相手との慰謝料請求の示談交渉を成功させる条件

浮気相手との慰謝料請求の示談交渉を成功させるには、弁護士に依頼することをおすすめします。

求償権の放棄を含めた慰謝料請求の示談交渉は当事者同士で行うこともできますが、当事者同士の示談交渉は容易ではありません。

弁護士に依頼すれば、代理人として交渉を進めてもらうことができます。

弁護士は法的な知識があるだけではなく、交渉の専門家です。

浮気相手が求償権を放棄しない理由は、お金を払いたくないということに限らず、あなたの配偶者が憎いという感情を抱えているケースが多いでしょう。

浮気の慰謝料の支払い義務は浮気した配偶者も負うべきものであるにも関わらず、相手は

  • 離婚や
  • 慰謝料の支払い

もなく、何の損害も被らないことへ納得できないことが多いのです。

弁護士は豊富な経験から浮気相手の心情にアプローチし、浮気被害者のあなたの権利を守りながら、浮気相手が納得できるように交渉を進めてくれることが期待できます。

4、夫(妻)に内緒で慰謝料を浮気相手にだけ請求することはできる?

配偶者に対して「浮気相手だけに慰謝料を請求する」ということを話せば、

  • 配偶者が浮気相手を擁護するようなケース
  • 配偶者が逆上してしまうようなケース

もあるでしょう。

そのため、配偶者には内緒で浮気相手だけに慰謝料を請求したいと考える方もいると思います。

配偶者へ知らせずに浮気相手だけに慰謝料請求することは可能です。

しかし、配偶者がそのことを知ればトラブルが大きくなってしまう可能性があります。

とくに離婚を避けたいと考える場合には配偶者に内緒で慰謝料請求を進めたいと考える方も多いでしょう。

そのような場合にも早期に弁護士へ依頼すれば心強いサポートを受けられます。

浮気相手が配偶者に「自分にだけ慰謝料請求がきている」と伝えてしまい事態が悪化すれば、慰謝料額の増額など浮気相手には不利になることなどを弁護士は浮気相手に伝えることができます。

ご自身で直接交渉するケースよりも弁護士が交渉した場合の方が、配偶者へ慰謝料請求の話を浮気相手がうっかり伝えてしまうことを防げる可能性が高まります。

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