眞鍋かをり、『鬼滅の刃』イラストが異様にうまい! かつての「ブログ女王」は「お絵描き」に目覚め……上達感じるビフォーアフター


「好きこそ物の上手なれ」を地でいく眞鍋(C)サイゾーウーマン

――日々更新される、芸能人のブログやSNS。毎日無数に更新される投稿の中から、かつて注目を集めたタレントの意外な活動や、ただただ元気そうな姿、ちょっと心配になる近況など、ライター・浦島茂世が「あの人」の「いま」を追いかけます。

今月の思い出しタレント:眞鍋かをり

 先日、ネット上で“吉野家ネタ”がすごい盛り上がりを見せていました。

 炎上したのは、4月16日に吉野家の伊東正明・常任取締役企画本部長(当時)が、早稲田大学の社会人講座で、若い女性に向けたマーケティング施策について「田舎から出てきたばかりの生娘をシャブ漬けにする」と語ったこと。今どき、破天荒なお笑い芸人でも言わないようなフレーズですし、当然、世間からは批判の声が噴出。3日後に伊東氏は解任されています。

 今回の件で、「牛丼が食べたくなったら、これからは松屋かすき家に行こう」と思った方もいるのではないでしょうか。そんな中、吉野家に愛着があるだろうタレントのことを、ふと思い出しました。生まれて初めて入った東京・渋谷道玄坂の吉野家でスカウトされ、その後、芸能界を駆け抜け続けている、眞鍋かをりさんです。

 眞鍋さんは愛媛県西条市から上京して14日目、当時、地元にはなかったという憧れの吉野家に入り、店を出た直後にスカウトされたといいます。この“激強エピソード”をもとに、デビューから約13年後の2012年、眞鍋さんは吉野家の新商品「牛焼肉丼」の記者発表会に出席。並盛つゆだくの丼に、おしんこと生卵を入れてぐちゃぐちゃにまぜて食べるという特殊な食べ方を披露されました。

 このような特殊な食べ方を常食にしているなら、有名タレントになって高級なレストランの味を覚えた今でも、眞鍋さんは吉野家に必ず帰ってきてくれるでしょう。

 そんな眞鍋さん、かつて「眞鍋かをりのココだけの話」というブログが人気を博し、“ブログの女王”という異名を持っていました。同ブログは10年に閉鎖され、11年には新しく「眞鍋かをり Official Blog」を開設していますが、こちらも18年で更新がストップ。

 公式Twitterも昨年12月以降更新されておらず、「最近はどうしているのかな?」と気になっていましたが、現在はもっぱら、インスタグラムをSNS活動の場に移しているようです。ちなみに、今年5月8日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、Twitterの裏アカウントで「テレビとかではあんまり言えないこと」をつぶやいていると発言されていました。

 手作りのチーズケーキを焦がしたり、ワインを飲んだり、柴犬と戯れたり、のんびりしていて楽しそうな毎日の様子が投稿される中、どうにも気になるポイントが。眞鍋さんは大人気漫画『鬼滅の刃』(集英社)にガチハマりし、お子さんと一緒に、ほかのアニメ作品も含めて絵を描いて投稿しているのですが、これが異様に上手なのです。もともとマンガ好きなのは知っていましたが、ここまでうまいとは!

眞鍋かをり、『鬼滅の刃』『プリキュア』イラストどんどん上達中

 たとえば、21年6月13日の投稿。眞鍋さんは「(子どもに)塗り絵が欲しいと言われ、たぶんまだ売ってないと思うので自作」という文章とともに、同2月から今年1月まで放送されていたアニメ『トロピカル〜ジュ!プリキュア』(テレビ朝日系)のキャラクター・キュアラメールの白黒イラストをアップしましたが、鉛筆でアタリ(下書き)を取ってから、太さの違うペンで線を描き分けていたんです。このアタリが本当に“さささ”っと描いた感じで驚きました。

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 さらに、同年10月13日の投稿では「初めてアルコールマーカーというものを使ってみました」として、『鬼滅』のイラストを投稿。アルコールマーカーはプロの漫画家も使うような画材ですが、最近はダイソーやセリアなどの100円均一でも買えるように。とはいえ、平成中期くらいまでは専門店でしか購入できず、ハードルの高い画材でした。

 それを眞鍋さんはさっそく使いこなしていて、キャラクターの髪の毛の生え際や、鼻や目のまわりに影をつけているし、初めてとは思えないほどグラデーションもきれい。アルコールマーカーの使い方や描き方をかなり予習してから、「初めて」に臨まれたのではないでしょうか。

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