【冷蔵】小麦粉の保存方法
冷蔵保存は気温の高い真夏や、湿気の高い梅雨時期に適しています。冷蔵庫内は湿度と温度が一定に保たれるため、カビの発生リスクが低減されるのです。
小麦粉と似ているミックス粉ですが、卵粉や砂糖などが添加されているため、開封後は必ず冷蔵保存をしましょう。
冷蔵保存は室温の温度差で結露が生じて、カビが発生のリスクが高まります。使用後は速やかに冷蔵庫へ戻しましょう。特に調理中は高温になり、結露が生じやすいので注意が必要です。
使用する容器は?おすすめの保管場所
小麦粉を冷蔵する場合は、結露によるカビ発生のリスクを低減するため、50~100g程度の数回で使い切れる分量を袋に小分けし、密閉性の高い保存容器に入れて保管します。保存容器は中身が見える、ガラスやプラスチック製や、においのつきにくいホーロー製がおすすめです。
また、小麦粉はにおいを吸着しやすい性質があるので、においの強い食材の近くを避けるようにしましょう。冷蔵庫のドアポケットは出し入れで温度変化が大きくなりがちです。なるべく冷蔵庫内の奥に保管してください。
冷蔵保存したときの賞味期限の目安
開封後の賞味期限は、常温保存と同様に開封後約1~2ヶ月が目安です。冷蔵保存は室温との温度差により、結露が生じてカビが発生しやすくなります。賞味期限に関わらず早めに使い切るようにしましょう。
未開封の場合は、冷蔵保存の必要はありません。製品に記載されている賞味期限をしっかりと確認し、常温保存しましょう。
【冷凍】小麦粉の保存方法
冷凍保存は、常温や冷蔵保存に比べて賞味期限が長くなるメリットがあります。小麦粉が大量にある場合は、冷凍保存をしましょう。小麦粉は冷凍しても固まらず、サラサラとした状態が保たれます。解凍せずに使用できるので、不便がありません。
ただし、冷凍保存は室温との温度差が大きく、結露のリスクが冷蔵よりも高くなります。再冷凍しないよう工夫して保管しましょう。
使用する容器は?おすすめの保管場所
小麦粉を冷凍する場合は、結露によるカビ発生リスクを低減するため、10~50g程度の一度に使い切れる分量で袋に小分けし、密閉性の高い保存容器に入れて保管します。
また、冷蔵保存同様ににおいの強い食材の近くは避けましょう。保存容器は取り出しやすい、ふたが立つタイプのもがおすすめです。冷凍庫開閉による庫内の温度変化が低減されます。
ふたが立つ保存容器は、ダイソーやセリアなどの100均にありますよ。
冷凍保存したときの賞味期限の目安
開封後の賞味期限は約6ヶ月が目安です。常温や冷凍保存に比べて長く保存ができるのが冷凍保存のメリット。小麦粉が大量にあって使い切れない場合は、冷凍保存しましょう。
未開封の場合は、冷凍保存の必要はありません。製品に記載されている賞味期限を確認して、常温保存しましょう。