人気アイドルグループNMB48のメンバーに聞く!“ワタシの推し活”【推しに推しを聞いてみた】

人気アイドルグループNMB48のメンバーに聞く!“ワタシの推し活”【推しに推しを聞いてみた】

アイドルやアニメ、スポーツ…いまやジャンルを超えて広がっている“推し活”。大好きなモノやコトがあるから毎日頑張れるし、みんなにもすすめたい! そんな推し活を楽しんでいる人も多いのでは? 今回は、多くのファンの“推し”でもあるアイドルグループNMB48のメンバーの安部若菜さん、加藤夕夏さん、川上千尋さんに、自身の“推し”について熱く語っていただきました。

初めて球場でホームランを見た日から、阪神タイガースのファンに

熱狂的な阪神タイガースファンとして知られるちっひーこと川上千尋さんの“推し”はもちろん阪神タイガース。2016年からは女性タイガースファン「TORACO」の応援隊長も務め、シーズン中にはソロ観戦にも出かけるのだとか。

「小学生の頃から家族といっしょに球場で観戦していたのですが、マートン選手のホームランを生で見たときに『こんなにかっこいいことってあるんや!』ってすごく感動したのをきっかけにハマりました。はじめの頃は特定の選手の活躍を楽しみに行っていたのですが、応援隊長を務めるからにはもっとちゃんと阪神のことを勉強しなくちゃ!とチーム全体を見るようになりました。そうしたらもっと好きになって…もう抜け出せません(笑)」

そんな川上さんにとって阪神タイガースは、「自分を好きでいられるツール」。

「順位付けをされたり、たくさん練習が必要だったり、野球とアイドルって似ているところがあるなと思っていて。落ち込んでいるときに、選手の方たちが奮闘する姿を見ると、『みんなも頑張っているんやから、落ち込んでいる場合じゃない!』とポジティブにさせてくれる、心の支えになっています」

たくさんの人の心を動かす落語はわたしの師匠。トークの間合いの勉強にも

わかぽんこと、安部若菜さんの“推し”は落語。なんと小学生4年生の頃からハマっていて、高校生の頃から寄席にもたびたび足を運んでいるそう。

「授業の文化体験で落語を聴きに行ったことがきっかけで好きになりました。はじめは難しそうだなぁと思っていたのですが、これが大爆笑するほどおもしろくて。落語のCDやDVDがたくさん出ているから、“推し”の落語家さんが天国に行かれた後も聴き続けられるのも魅力ですね。なかでもわたしが大好きなのは、2代目桂枝雀師匠です。古典落語が得意な方だったんですが、いろいろな落語家さんの同じ演目を聴き比べても、表情や話し方に引き込まれ、お腹を抱えて笑ったり、泣いたり。これをひとりで表現されているのがすごいなぁと思います。それから最近は、女性の落語家である桂二葉さんや、パペット落語の笑福亭鶴笑師匠にも注目しています」

安部さんにとって落語とはまさに「人生の師匠」。

「落語を聴きながら笑ったり、感動したりというだけでなく、間の取り方など、トークやMCのお仕事をするときに参考になります。落語というひとつの芸を何十年も鍛錬されている姿勢もかっこいいですし、わたしも見習いたいところです」

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