お宮参りで写真だけ撮るのはあり?写真撮影のポイントも紹介

お宮参りで写真だけ撮るのはあり?写真撮影のポイントも紹介

お宮参りを控えているママ・パパのなかには、体調が安定せず神社にお参りするのが不安な人や、お宮参りの写真だけ撮影しようと考えている人もいるのではないでしょうか?この記事では、お宮参りを写真だけで済ませてもよいのかどうかを解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

お宮参りをせず写真撮影だけでもいいの?

赤ちゃんに祝い着を着せて神社やお寺にお参りするお宮参りですが、最近は写真撮影だけおこなう家庭もあるようです。

ママ・パパのなかにも「お参りはしないで、写真だけ撮ろうかな」と考えている人がいるのではないでしょうか?

お宮参りせず写真撮影だけでもよいのかどうかをみていきましょう。

そもそもお宮参りとは?

お宮参りとは、生後約1ヶ月のタイミングで神社やお寺にお参りして、神様やご先祖様に赤ちゃんの誕生を報告するとともに、その健やかな成長を願う儀式です。

その歴史は古く、室町時代から行われてきました。

お宮参りは赤ちゃんにとって一生に一度の儀式で、「祝い着」と呼ばれる着物を着て寺社にお参りします。

お参りのあとは家族写真を撮影したり、食事会をすることも多いです。

お宮参りには、父方・母方両家の祖父母も招待します。

生後1ヶ月のタイミングで家族が集まれる、またとない機会です。

できるだけ神社にお参りしよう

お宮参りは、神社やお寺にお参りして、赤ちゃんの健やかな成長を願うことが本来の目的です。

最近は「写真撮影だけのほうが安いから」「特にお参りする必要性を感じないから」とお参りをせずに写真を撮るだけの人もいますが、本来の意味を考えると、できるだけ神社にお参りすることをおすすめします。

産後の体調が安定しないなどの理由で、お宮参りでご祈祷を受けるのが難しいときは、お賽銭を入れてお参りするだけでも構いません。

また、ママと赤ちゃんの体調を考慮して時期をずらすのもよいでしょう。

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写真撮影はあくまでもオプション

お宮参りの写真撮影は、あくまでも「家族の成長を記録する」というオプションです。

写真撮影のためにお参りをするのではなく、お参りしたついで、あるいはその記念に写真を撮影するものです。

お宮参りの負担を減らす方法

お宮参りのタイミングが生後約1ヶ月であることを考えると、まだ体調が安定していない赤ちゃん・ママも多いでしょう。そんな中、長時間おでかけするのはとても不安ですよね。

ここからは、お宮参りの負担を軽くする方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

ご祈祷を受けずに参拝だけする

お宮参りのご祈祷時間は、平均して15~20分程度かかりますが、待ち時間などを考慮すると、体調が不安定な赤ちゃんやママにとっては長い時間ですよね。

体調面からご祈祷を受けるのが難しいのであれば、参拝だけに留めても構いません。

初穂料(お寺の場合はお布施)を包んでご祈祷を受けずに、参拝して神様やご先祖様に赤ちゃんの健やかな成長を願うだけでも立派なお宮参りです。

お参りだけなら、比較的短時間で済ませられますよ。

参拝&ロケーション撮影だけにする

神社やお寺でのご祈祷後、スタジオに移動して写真を撮影するとなると、移動の手間も時間もかかります。赤ちゃん・ママの負担を減らしたいのであれば、神社やお寺は参拝するだけに留め、写真撮影もお参り先の境内で撮影するロケーション撮影だけにするとよいでしょう。

ロケーション撮影なら、スタジオに移動する手間・時間がかかりません。

また、ロケーション撮影はプロカメラマンに依頼する場合でも、スタジオ撮影よりも費用が安く済む傾向にあります。

スタジオ撮影の場合は2~4万円が相場ですが、出張撮影は1~3万円が相場です。

ただし、天候や時間に写真の出来が左右される・落ち着いて撮影ができないというデメリットもあります。

お宮参り前に写真だけ撮っておく

お宮参りに出かけるのが難しいときは、体調が安定するまでお宮参りの時期をずらし、写真だけ先に撮っておくという方法もあります。

お宮参りに「生後〇日までに行かなければならない」という決まりはないので、体調が落ち着いて、気候が穏やかになってからお参りしても構いません。

しかし、赤ちゃんの成長はあっという間です。「お宮参りのときに撮ればいいや」と写真撮影も延期すると、生後1ヶ月の赤ちゃんの姿を記念行事の写真として記録に残しておくことができなくなります。

生後1ヶ月には1ヶ月の、生後3ヶ月には3ヶ月の表情・しぐさがあるので、子どもの成長を記録に残しておくためにも、写真だけは生後1ヶ月のタイミングで撮影しておくとよいでしょう。

写真を撮る際の服装

お宮参りの写真を撮るときの服装は、フォーマルが基本です。

赤ちゃんには白羽二重またはベビードレスに祝い着を着せます。

ママの服装は、赤ちゃんが和装なら黒留袖や色留袖、訪問着などの和装にしましょう。赤ちゃんが洋装の場合は、ママの服装も洋装で揃えるのが望ましいです。

産後で体調が不安定な時期なので、体をしめつけないきれいめのワンピースやセットアップなどでも構いません。

パパの服装は、スーツが基本です。ダークカラーのスーツに白シャツを合わせ、黒以外の色柄もののネクタイを締めます。

赤ちゃんの祝い着の色とネクタイの色をそろえると、統一感のあるコーディネートになりますよ。

祖父母の服装は、ママ・パパに準じます。ママが和装なら、祖母も和装で統一しましょう。祖父の服装も、パパの服装にならってください。

お宮参りの写真はどこでどんな服装で撮る?場所や服装のポイントを紹介

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