プロが選ぶ!ロイヤルコペンハーゲン の代表的なアイテム5選
1775年から続く代表シリーズ:ブルーフルーテッド プレイン
1775年、創業と時を同じく誕生したブルーフルーテッドは、「デコレーション番号No. 1」とも呼ばれる、ロイヤルコペンハーゲンのロングセラーシリーズです。縦の溝彫のレリーフが細かく入った白磁に、コバルトブルーの繊細な絵付が特徴的で、上品かつシンプルで使い勝手の良いデザインは、現代の日本の食卓にも取り入れやすいシリーズとして人気です。
華美さがなく、シンプル、そして何より多種多様な料理に使いやすい豊富な器のバリエーションは、日常使いにちょっとクラシックで上品なテーブルウェアを探している方におすすめのシリーズです。
参考:フィスカースジャパン ロイヤルコペンハーゲン HP「ブルーフルーテッド プレイン」
https://www.royalcopenhagen.jp/products/list.php?category_id=10
シンプルクラシカルな白食器シリーズ:ホワイトフルーテッド ハーフレース
ブルーフルーテッドの派生系である「ハーフレース」シリーズは、初期の頃にデザートサービスにのみ採用されていたレース状の縁取りが施された器からインスピレーションを得て、クロー氏がディナーサービスとして発表した「ブルーフルーテッドフルレース」の後に誕生したものです。
ホワイトフルーテッドシリーズは、柄のない無地の白磁の器のシリーズで、ハーフレースは、通常のプレインシリーズの縁に可愛らしいレース状のレリーフが施された、ほんのり可憐な器のシリーズです。「フルレース」シリーズ(下画像参照)は、ハーフレースよりもよりゴージャスに、レースのようなオープンワークが特徴的で、組み合わせてのコーディネートもおすすめです。
参考:フィスカースジャパン ロイヤルコペンハーゲン HP「ホワイトフルーテッド ハーフレース」
https://www.royalcopenhagen.jp/products/list.php?category_id=15
可憐な花模様:フローラ シリーズ
デザイナー「アンニャ・ファン・クロー」によってデザインされた「フローラ」シリーズは、世界3大ディナーセットの「フローラ・ダニカ」(下画像参照)を思わせる可憐な花の絵付とゴールドが特徴的なシリーズです。フローラ・ダニカはデンマークの職人による手描きと24金の装飾が特徴的なゴージャスな器ですが、こちらのフローラシリーズは、ボーンチャイナの生地に控えめな花が描かれた可憐な器となっています。
電子レンジや食洗機での使用はできませんが、お客様をおもてなしする時や、プレゼントなどにおすすめのシリーズです。
参考:フィスカースジャパン ロイヤルコペンハーゲン HP「フローラ」
https://www.royalcopenhagen.jp/products/list.php?category_id=28
伝統から派生したモダンシリーズ:ブラックフルーテッド メガ シリーズ
デザインスクールの学生「カレン・キエルガード・ラーセン」のアイデアから生まれたメガシリーズは、ブルーフルーテッドの絵柄デフォルメし、モダンなデザインへと昇華させたシリーズです。オリジナルの可憐で繊細なイメージの柄が、大きくアンバランスに配置されることで、躍動感のある大胆な印象へと転身しました。
最初に発表された「ブルーフルーテッドメガ」(下画像参照)シリーズに続き発表されたブラックは、よりモダンで洗練された印象を持っており、日本食などにも合わせやすいのでおすすめです。本店と通販でのみの販売のため、入手がやや難しいようですが、カジュアルでモダンなスタイルは、日本の食卓にも使いやすいと人気です。
参考:フィスカースジャパン ロイヤルコペンハーゲン HP「ブラックフルーテッド メガ」
https://www.royalcopenhagen.jp/products/list.php?category_id=19
海を思わせるグラデーション:HAV <ハウ> シリーズ
デンマークのデザインオリオ「KiBiSi」とのコラボによって生まれた「ハウ」シリーズは、これまでのロイヤルコペンハーゲンのイメージとはまた一味違った、ブルー使いの美しいモダンなシリーズです。デンマーク語で「海」を意味するハウの名前の通り、伝統的な吹き付け技法によって美しいブルーのグラデーションが表現され、また魚の鱗を思わせる緻密な模様が和食などにはもちろん、和食器などともコーディネートできる美しさを持っています。
参考:フィスカースジャパン ロイヤルコペンハーゲン HP「HAV <ハウ>」
https://www.royalcopenhagen.jp/products/list.php?category_id=81
まとめ
ロイヤルコペンハーゲンのアイテムで特に印象的なのは、その青色の使い方ではないでしょうか。濃淡や線の太さなどによって表現される絵柄は、上品で可憐な美しさがありながら、日常に馴染むような親しみが感じられます。また、シリーズごとの器の種類が豊富なので、小皿から大皿まで使い勝手の良いラインナップは、他のブランドのアイテムとも組み合わせがしやすいことでしょう。
上品でちょっとクラシカルな雰囲気のロイヤルコペンハーゲンのアイテムを取り入れて、テーブルコーディネートをもっと楽しんでみてはいかがでしょう。
参考:フィスカースジャパン ロイヤルコペンハーゲン HP
https://www.royalcopenhagen.jp/
関連記事: