「朝起きたら顔がパンパン…どうしよう…!」
寝起きに顔がむくんでいると、それだけでテンションが下がってしまいますよね。この記事では、忙しい朝でもできる、顔のむくみ取りマッサージの方法やポイントについて解説します。合わせて紹介するむくみの原因や予防法もチェックして、ぜひ日々のむくみ対策に取り入れてみてくださいね。
時間がない朝におすすめのむくみを取るマッサージ
すぐに顔のむくみをとりたい時は、小顔マッサージが効果的です。正しいマッサージで顔の血流を良くして、溜まった水分や老廃物をサッと流してあげましょう。
ここでは、時間がない朝でもおすすめのむくみ取りマッサージの方法を紹介します。道具は必要なく、3分程度で簡単にできるため、ぜひやってみてくださいね。
【ステップ1】耳の付け根を回す
両手で左右の耳の付け根をもって、軽く引っ張りながら回しましょう。
時間は1回につき15~20秒くらいで、前向き・後ろ向きどちらでも構いません。耳にはリフトアップのツボもあるため、ほんのり赤くなるくらいまでマッサージすると良いでしょう。なるべく大きく円を描くように回すと、顔全体の血行が良くなるのを実感できます。
【ステップ2】首のマッサージでリンパ節を刺激する
続いて、首の横にある筋肉を片方ずつもみほぐしましょう。
上からぐっぐっと押しながら、徐々に下側へ移動していくようなイメージです。痛みは老廃物が溜まっているサインなので、つらくない程度に押していきましょう。肩こりで血流が悪くなっている場合は、このマッサージを重点的に行うのがおすすめです。
【ステップ3】耳の下を押す
耳の下にある窪みを、2本指で押しましょう。
左右同時に行っても良いですし、片方ずつでもOKです。耳の下には「耳下腺リンパ節」という、リンパマッサージにおいて重要なリンパ節があります。耳下腺リンパ節が固く固まっているということは、リンパの流れが滞っている証拠です。あご下から噛み合わせの下側も押せば、フェイスラインが更にすっきりします。
【ステップ4】目の窪みを刺激する
次に、眉頭と目の間の窪みを左右同時に5秒×3回ほど刺激しましょう。
人差し指を曲げて、第一関節と第二関節の面を目に押し当てるイメージで押してください。マッサージ中はあごを見るように俯きつつ、眼球は刺激過ぎないようにすること。少し痛いかもしれませんが、しばらくすると目がぱっちりして、小顔効果も期待できます。
以上、ステップ1~4を3セット程度行います。いずれも、溜まった水分を流しだすイメージで行ってくださいね。
顔のむくみマッサージをするときのポイント
上記で紹介したマッサージは、誰でも簡単にできる方法です。
ただ、ポイントを押さえて行えば、更にむくみ解消・小顔効果が高まるかも…!
ここでは、顔のむくみマッサージをする時のポイントを解説します。
肌をこすりすぎないようにする
むくみマッサージをする時は、肌をこすりすぎないようにしましょう。顔がむくんでいると、「早く元に戻したい!」という一心で強くこすってしまいがちですが、肌が傷つくのは美容的に避けたいですよね。
むくみマッサージは、手の重みだけで皮膚をさするイメージで、優しく柔らかい手つきで行うことが大切です。オイルやクリームを使ってマッサージをすれば、肌の表面に薄い膜ができ、肌の負担を軽くできますよ。
できるだけ血行のいい状態で行う
マッサージの効果を最大限発揮するには、できるだけ血行の良い状態で行うのがベスト。温かいお湯で顔を洗ったり、ストレッチしたりして、血行をよくしてから臨みましょう。忙しい時はなかなか難しいかもしれませんが、早くむくみを取りたいと思っている時こそ、事前の準備が大切です。
顔だけでなく、肩や鎖骨なども一緒にマッサージする
肩や鎖骨などのコリも取るように意識するだけで、より高いマッサージ効果が期待できます。鎖骨や首の周りにはリンパ節がたくさん集まっているため、軽く押すだけでもすっきりするでしょう。
時間があるときは、首のマッサージでリンパ節を刺激した後にそのまま手を鎖骨まで下ろし、2本指で鎖骨を挟みこみます。内側から外側へ片方ずつ、首から流した毒素を鎖骨の先端に送るイメージで行うと、スムーズにできますよ。
配信: くらしマグネット