あの国の「プリ」が堂々の1位!世界のおいしい朝ごパン ベスト5

あの国の「プリ」が堂々の1位!世界のおいしい朝ごパン ベスト5

「朝ごパン」という言葉が定着しつつあるほど、日本の朝の食卓に欠かせなくなったパン。もともとパンが主食の国では、どんな朝ごパンが親しまれているのでしょうか。世界各国の朝食を提供する「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」監修のもと、おいしい朝ごパン ベスト5をご紹介します!

2位:タピオカ(ブラジル)

タピオカというと丸い粒状の食べ物をイメージしますが、もともとはブラジル先住民のキャッサバ芋の加工法を指す言葉が由来。北部を中心に先住民インディオも主食としていた伝統的な料理です。

「まずキャッサバ芋をすり下ろし、絞った汁から沈殿したデンプンを取り出して粉状にします。水分や油分はいっさい加えず粉をそのままフライパンで焼き、お好みの具を包んでクレープ状にしたものを現地ではタピオカと呼びます。

クセのないモチッとした食感が食べやすく、シンプルにハムとチーズを合わせるのはもちろん、ココナッツやジャムなどを挟んでデザート風にしてもおいしくいただけます。ちょうど6〜7月にお店でも提供している期間限定メニューなので、気になる方はぜひ(笑)」

1位:ハチャプリ(ジョージア)

ジョージア語で「ハチャ」はチーズ、「プリ」はパンを意味する、ジョージアを代表するチーズパンです。地域によってさまざまな種類のハチャプリがありますが、こちらの舟形はアジャリア地方でよく見られる特にユニークなもの。舟形のパンをちぎりながら溶けたチーズと卵にディップしていただきます。

「高カロリーなひと品ですが、そのためジョージアでは朝ごはんによく食べられます。日本のしょうゆともいえるミックススパイス『フメリ・スネリ』との相性がよく、お好みでかけて食べる人も多いですね。過去にお店で提供したときは、大きな反響がありました」