5、親権者変更調停の申立て方法は?
では、具体的に申立ての方法についてみていきましょう。
(1)親権者変更調停の申立て
親権者変更調停は、原則として相手方の住所地の家庭裁判所に申し立てをします。
①必要書類について
まずは必要書類ですが、以下の通りです。
- 親権者変更調停申立書
- 当事者目録
- 申立人の戸籍謄本
- 相手方の戸籍謄本
②親権者変更調停申立書の書き方
必要書類のうち、メインとなるのは親権者変更調停申立書でしょう。
下記文字をクリックして頂くことで裁判所のサイトからダウンロードできますので、ぜひご利用下さい。
親権者変更調停申立書のダウンロードはこちら
また、記入例は下記サイトをクリックして頂くことでダウンロードできる記入例をご参考下さい。
必要書類の記入例
③当事者目録の書き方
次に当事者目録ですが、下記文字をクリックして頂くことで裁判所のサイトからダウンロードできます。
当事者目録のダウンロードはこちら
一番左の欄に上からそれぞれ、申立人、相手方と記載した上で氏名や住所を記載しましょう。
(2)申立てにかかる費用
次に申立ての費用ですが、子供1人につき収入印紙1,200円分が必要となります。
ですので、2人いれば2,400円ということになります。
手数料以外にも、郵便切手が必要になります。
これは、家庭裁判所によって異なりますが、大体800円前後です。電話で聞いてみると確実でしょう。
6、親権変更調停の流れ
次は親権変更調停の流れについてみていきましょう。
大きな流れは離婚調停(夫婦関係調整調停)と変わりません。
離婚調停は以下の流れで進みます。
- 家庭裁判所へ調停の申立て
- 調停期日の決定
- 第一回の調停
- 第二回以降の調停
- 調停の終了
調停の間に前述の家庭裁判所調査官による調査が入ります。
配信: LEGAL MALL