家族で家事を分担する際のポイント
家事分担を提案するときには、夫にどう話したらよいか、考えますよね。専業主婦だと、分担の必要性を相手が理解できていないこともあるかもしれません。
では、専業主婦が家事分担を提案するときには、どんなことを意識すればよいのでしょうか。
冷静に話し合って決める
まずは、感情的にならず、冷静に話し合ってみましょう。「こんな状況で1人では辛い」「家事を分担できるとこんなメリットがある」ということを論理的に伝えます。
夫は「(家族のために)仕事を頑張っている」、妻は「(家族のために)家庭のことを頑張っている」など、それぞれの意見があるので、感情をぶつけ合うと、建設的な話し合いができず、喧嘩になってしまいます。
だからこそ、負担の度合いや家事の実態を示し、冷静に根拠を持って話し合いをすることが大切です。
家事リスト・分担表を作る
普段から家事をしているか否かで、家事の捉え方は変わります。
専業主婦であれば、料理・洗濯・掃除以外にも、「名もなき家事」と呼ばれる細かい作業がたくさんあることを理解しているかもしれません。しかし、日頃から家事をしない人にとって、それを把握することは難しいでしょう。
そのため、すべての家事を書き出し、分担表や家事リストをつくりましょう。見える化することによって、担当範囲を把握することや、専業主婦の負担を夫が理解することに役立ちます。
家族で分担するのが難しいときは
時間的にどうしても難しい、自分ではできない家事があるなど、夫婦ではできない家事がある場合には、家事代行サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
家事のプロが利用者の自宅に訪問し、家事を代わりにやってくれます。利用を考えるにあたっては、どんなサービスがあるのか、メリット・デメリット、予算など、確認しておきましょう。
家事代行サービスとは?
家事代行サービスでは、どんなことをしてもらえるのでしょうか。
家事代行というと、日常の家事を丸ごと代行してくれるイメージが強いかもしれません。もちろん、定期的に同じ人に通っていただくサービスは充実しています。しかし最近の家事代行は、エアコン掃除だけ、食事の作り置きだけ、などお客様のニーズに合わせてピンポイントなサービスも多く扱っています。
家事代行サービスのメリット
家事代行サービスのメリットは、「一部の家事をしなくてよい」ので、身体的・精神的負担から解放されることです。家事の負担から解放されると、さまざまなゆとりが生まれます。
①身体的負担が減る
②ストレスが軽減し、気持ちにゆとりが生まれる
③時間に余裕ができる、自分の時間が確保できる
④理想の生活環境に近づけることができる
家事のやり方について、夫・妻や親族には頼みにくいこともあります。しかし、家事代行サービスなら、お仕事としてプロに依頼していますので、細かな部分までお願いしやすいという人が多いです。
家事代行サービスのデメリット
家事代行サービスにも、デメリットがあります。「こんなはずじゃなかった!」ということのないように、利用を申し込む前に、把握しておきたいですね。
①費用がかかる
②家に他人が入ることへのストレス
③スタッフによって、対応や作業に「当たり外れ」を感じることがある
1時間から利用できるサービスもあるので、まずはお試しで利用してみてはいかがでしょうか。
家事代行サービスの費用相場
家事代行サービスの料金は、
・依頼内容
・作業時間
・作業人数
・依頼の頻度
などを考えて設定されています。
基本料金の相場は、1時間あたり2,500円~4,500円程度です。ただ、多くのサービスでは2時間パック・3時間パックが設けられていますので、利用の際は確認しましょう。
また、これにスタッフの交通費や指名料、早朝・深夜の割り増す料金が加わることがあります。会社によって料金設定に違いがありますので、事前によく確認してから申し込みましょう。
配信: MAMADAYS(ママデイズ)