コーラは毒々しい黒。そんな常識を覆す透明コーラ『ペプシ からあげ専用』と『ウィルキンソン タンサン ゼロコーラ』を飲み比べてみてわかったのは、そのキャラクターの明らかな違いだった。
涼しげなクリアコーラ2種。どこがどう違う?
ダイナミックに用途を限定して話題を呼んだのが、サントリー食品インターナショナル(東京都)『ペプシ からあげ専用』(600mlPET・希望小売価格 税込151円・2022年6月14日発売※夏季限定)だ。
ファンからの熱望に応えて2016年の前身「ウィルキンソン タンサン ドライコーラ」から名称を一新して、味そのままに復刻を遂げたのが、アサヒ飲料(東京都)『ウィルキンソン タンサン ゼロコーラ』(500mlPET・希望小売価格 税込103円・2022年6月7日発売)である。
その共通点は、液色が透明なことと、ゼロカロリーであること。ところが同じ透明コーラでありながら、実はその方向性はまったく違う。具体的に飲みながら、違いを把握していこう。
『ペプシ からあげ専用』を飲んでみた!
まずは唐揚げと抜群の相性を誇る透明ゼロコーラ『ペプシ からあげ専用』。その根拠はペプシコーラ本来の特徴であるレモン感と、アブラの大敵である食物繊維を入れ、唐揚げの味を邪魔しないようにコーラ風味を抑えたという工夫にある。
唐揚げ要素を排除したとしても、食物繊維を入れ込んだノンシュガー/カロリーゼロ/糖質ゼロのゼロコーラであり、無色透明の液色から、ダイエットにも最適な構成となっている。
実際に飲んでみると、通常ペプシとの差は歴然。コーラのスパイシーさが抑えられており、一瞬サイダーかと思うほど。ただ飲み進めると、コーラの風味はやはりある。味わいは通常のコーラと、サイダーの中間に位置する絶妙なポイントを突いた仕上がりだ。
個性を主張しない地味コーラとして単品で味わうのもまた一興である。
配信: おためし新商品ナビ