子どもが居ながら働く理由「3歳&6歳」の息子たちはどう思っている?

私事になりますが、新卒で入社した会社で先日、勤続10年表彰をしていただきました。産休・育休で休んだ分は、しっかりとさっぴかれるので、同期はとっくに表彰されているのですが、2人分の産休・育休を存分に取得した私は、今さらながらの表彰でした。でも、まぁうれしいッ♪

勤続10年表彰をきっかけに、私自身「なぜ働いているのか」を “初めて” 考えてみました(笑)。みなさんは「なぜ働いているのか」考えたことはありますか? もしかしたら私のように「なんとなく」働き続けている人もいるのでは?

私が「働いている」のは遺伝!?

「なぜ働いているのか」を考えはじめて、私がいの一番に頭を過ったのは実母の存在。

私の母は保育士の資格を保有して働きながらも、私たち姉妹を最優先に、柔軟かつしなやかに働き方を変えてきたように思います。私たちが母を必要とする時期は仕事から離れたり、私たち姉妹が就職し、子育てが一段落してからは、市の職員として学童の先生に復帰していたりする時期もあるほど、柔軟でした。

よく「帰宅時に母さんが居なくて寂しかったから、子どもが産まれたら専業主婦になる」というような類の話を聞くこともあります。しかし私は、母が働いていて、寂しいと感じた記憶が全くありません。むしろ、母が帰ってくるまでの、しばしの「本物の自由時間」がとても楽しかった記憶があるくらいなのです(笑)。

今振り返っても、父も母も、帰宅してからは、これでもか!というくらい手をかけ、目をかけてくれ。さらに父と母は昔から仲良し!休みの日は家族みなでおでかけするのが常、平日にもよく「今日は疲れちゃったし、食べに行こう〜!」なんて日も多々。

そんな幼少期を過ごしたこともあり、私自身も母のように、国家資格を取得して、柔軟かつしなやかに働き方を変えながら、夫と子どもたちと生活していくのは、当然の流れだったように思います。

勤続10年表彰をきっかけに「働く理由」を初めて考えてみましたが、「働くか」「働かないか」なんて考えるまでもなく、「働くこと」は私にとって、とても自然な流れであり、「働くこと」が遺伝的にプログラムされて産まれてきたような感覚で落ち着きました。

フルタイムで働く私を息子たちはどう思っているのか

さてさて、「働くこと」がプログラムされて産まれてきた私にも、かわいいかわいい息子たちがおります。

今まで、自然な流れで働いてきた私だけれど、夫や息子たちがどう思っているのかも気になるところ。夫とは、これまでも「働くこと」「働き方」についたちょくちょく話していたものの、息子たちにきちんと聞くのは初めてのような…。

夕飯時「ママがお仕事しているの、どう思う?」と聞いてみると、質問の意図とは全く違う、でもママの仕事をきちんと理解しているのだな、とも感じられるお話がはじまりました(笑)。

「オレのママは建築士で家をたくさん作っている」って仲間に話し、「すげー」「おもしろそー」と盛り上がり、それがきっかけで家をつくることになったことがあったのだとか。確かに、写真を振り返ってみると、半袖を着ている時期から、ダウンを着る時期まで、長い時間をかけて、家づくりに励む様子がありました。

はじめは、2人入っただけで壊れてしまう家だったけれど、改良に改良を重ね、仲間7人が入っても壊れない家を完成させたのだとか。

「寂しい」とか「家にいて欲しい」とか、あるいは「ママのいない時間はのびのびできて良い」とか、散々言われる覚悟をしていましたが、突拍子もない、でもあたたかい気持ちになる返事にほっこり。

そんな兄の話を身を乗り出して聞いていた次男は、久しぶりにおうちの絵本を読みたいと言いはじめ。夫は「パパのやっている仕事はだな…」と語りだし、長男は仲間と完成させた家がいかにスゴいかを話し続け…。「ママがお仕事しているの、どう思う?」の質問を、もっと掘り下げたい私の気持ちに気づくメンズは誰一人いませんでした。

めげずに、また改めて聞きてみようと思います。

<ぎゅってブロガー/かつき>

姉妹ママを切望していましたが、3歳3ヶ月3学年差兄弟のママになりました(^^) 夫と5歳&2歳の息子たちと、なんだかんだ楽しくやってます♡ 建築士と整理収納アドバイザー保有、趣味は模様替♪

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